「新政」が「No.6」の10周年を記念して個性豊かなクリエイターとコラボレーション!
“予約の取れない”フレンチや高級鮨店からも絶大な支持を得る秋田の酒蔵「新政(あらまさ)」。創業は1852年。自らが発祥の蔵である現役最古の酵母「きょうかい6号(6号酵母)」と天然の乳酸菌を使い、無添加の酒を造る。意欲的な酒造りで知られ、伝統と革新をあわせもつ酒蔵として心酔するマニアも多い。
6号酵母の魅力をダイレクトに感じることができる「新政」唯一の定番生酒が「No.6(ナンバーシックス)」。「6」の文字目を引くボトルを見たことがある読者も多いのではないだろうか。
今年は「No.6」の10周年を記念し、「6人のクリエイターとのコラボレーション作品(6種のリミテッド・エディション)」を発売する。3月1日(月)の第1弾を皮切りに順次発売し、それぞれ発売時にポップアップストアを開催する予定だ。
気になる第1弾のコラボレーションアーティストは、イラストレーター/デザイナーのダイスケリチャード。きっかけは、「新政」8代目蔵元の佐藤祐輔が数年前に東京で彼のアートワークを見かけたこと。それからも画集を購入するなど彼の作品に親しみ、今回依頼することに決めたという。
今回のリミテッド・エディションについて、佐藤はこう語る。「ダイスケさんの作品には憂いをおびたポップな魅力があります。酒も、現代的な味わいの側面を強く打ち出そうと考えました。具体的にはやや酸味を強く、また、発酵時に出るガス感をできるだけキープするようなスタイルに仕上げました」
一方、ダイスケリチャードは「『新政』さんは伝統を残しながら新しい試みをされていて面白いですね。ラベルのイラストについては、普段の自分らしさを出しました。大きなテーマは“柔らかい開放感”。お酒を飲んだときやコロナ禍が収束したときをイメージしています。お酒のデザイン、それも瓶の形状やプリントの方法から関わる機会もそうそうないので、貴重な経験をさせていただきました。なかなかいい感じになったのではないでしょうか」と語る。
佐藤も「描き下ろしていただいたアートワークは“素晴らしい”の一言!」とダイスケリチャードによるボトルデザインを絶賛。「まだ販売前ですが、『No.6』の歴史においても記念碑的な一作になったのではないかと思います。酒の出来にも満足していますし、ポップアップストアも彼の作品と親和性が高い渋谷での開催が実現することになりました。あとはお客様に楽しんでいただくばかりですね」
3月1日(月)の発売に先駆けて開催される第一弾のポップアップストアの舞台は、渋谷パルコ1Fの「ディスカバー・ジャパン・ラボ」(東京都渋谷区宇田川町15-1 渋谷パルコ1F)。2月27日(土)、28日(日)の2日間、ダイスケリチャードとのコラボレーションによる「No.6」のリミテッド・エディションを先行販売するほか、通常版の「No.6」シリーズや本企画オリジナルデザインのTシャツ、ポスター、エプロンといったグッズも販売する予定だ。佐藤も来場予定というから、造り手の肉声を聞くことができる貴重な機会となるに違いない。
今後は5月、7月、9月、11月、12月に全6タイプ、個性豊かなクリエイターとのリミテッド・エディションが登場予定。「非常に個性的なアーティスト6人による10周年企画ですが、なかには著名な方もいらっしゃれば、今後期待の新星、さらにはあっと驚く方も。それぞれ発売の1〜2ヶ月前にクリエイターを公開しますので、今年1年、この企画をじっくり楽しんでいただけましたら幸いです」と佐藤。日本酒ファン、アートファンならずとも、「新政」とクリエイター、双方の魅力が体感できる見逃せないコラボレーションだ。
新政酒造
TEL/018-823-6407
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