ルイ・ヴィトンによるアートの発信拠点 「エスパス ルイ・ヴィトン大阪」が誕生! | Numero TOKYO
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ルイ・ヴィトンによるアートの発信拠点 「エスパス ルイ・ヴィトン大阪」が誕生!

「エスパス ルイ・ヴィトン東京」に続き、ルイ・ヴィトンのアート発信拠点が大阪・御堂筋にも誕生。オープンを記念する展覧会として、アメリカを代表する2人のアーティスト、画家のジョアン・ミッチェル、彫刻家のカール・アンドレが紹介される。

今年2月、建築家・青木淳のデザインにより「ルイ・ヴィトン メゾン 大阪御堂筋」がオープン。かつて海の街であった大阪の歴史を彷彿させる、菱垣廻船から着想を得たファサードが特徴的な建築だ。
同ビル5階に、ルイ・ヴィトンによるアート発信拠点「エスパス ルイ・ヴィトン大阪」が誕生した。2月10日(水)より、オープンを記念して「Fragments of a landscape(ある風景の断片)」展が開催中。

©Stéphane Muratet
©Stéphane Muratet

本展では、1950年代に画家としての活動をスタートさせ、第二次大戦後の抽象表現主義の旗手となったジョアン・ミッチェルと、1970年代初めにミニマル・アート運動を牽引した彫刻家のカール・アンドレの作品を紹介する。激烈な色使いによる自由な表現を極めたミッチェルと、あるがままの素材で見せる幾何学的厳密さを持つアンドレの作品。一見したところ背反する芸術潮流でありながらも、根本に迫るアプローチが共通する2人の、緊張感ある共演が見所だ。

JOAN MITCHELL Cypress 1980年 油彩、キャンバス (二連画) Oil on canvas (diptych) 220.3 x 360.7 cm Courtesy of the Fondation Louis Vuitton © The Estate of Joan Mitchell
JOAN MITCHELL Cypress 1980年 油彩、キャンバス (二連画) Oil on canvas (diptych) 220.3 x 360.7 cm Courtesy of the Fondation Louis Vuitton © The Estate of Joan Mitchell

CARL ANDRE Draco 1979-2008年 ウェスタンレッドシダー (ベイスギ) 材 Western red cedar timbers 31個のパーツの連なり (各30 x 91 x 30 cm) 31-unit row, 30 x 91 x 30 cm each Courtesy of the artist and Fondation Louis Vuitton © Adagp, Paris 2021. Photo credits: Fondation Louis Vuitton / Marc Domage
CARL ANDRE Draco 1979-2008年 ウェスタンレッドシダー (ベイスギ) 材 Western red cedar timbers 31個のパーツの連なり (各30 x 91 x 30 cm) 31-unit row, 30 x 91 x 30 cm each Courtesy of the artist and Fondation Louis Vuitton © Adagp, Paris 2021. Photo credits: Fondation Louis Vuitton / Marc Domage

東京、ミュンヘン、ヴェネツィア、北京、ソウルに続く、ルイ・ヴィトンによるアートの発信拠点と、今後の展開にも要注目を! 展覧会は7月4日(日)まで。

「Fragments of a landscape(ある風景の断片)」
会期/2021年2月10日(水)~7月4日(日)
会場/エスパス ルイ・ヴィトン大阪
住所/大阪市中央区心斎橋筋2-8-16 ルイ・ヴィトン メゾン大阪御堂筋5F
料金/無料
時間/12:00〜20:00
休館/ルイ・ヴィトン メゾン大阪御堂筋に準ずる
TEL/0120-00-1854
URL/www.espacelouisvuittontokyo.com/

Text:Akane Naniwa

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