「とらや」×日本人初・仏ミシュラン三つ星シェフ小林圭のレストラン誕生
本場フランスで日本人初のミシュラン三つ星を獲得した「Restaurant KEI」の小林圭シェフと和菓子屋「とらや」がタッグを組んだ新レストラン「Maison KEI」が、2021年1月30日に、富士山の麓・御殿場にオープンする。
パリの「Restaurant KEI」と和菓子屋「とらや」が新たに始めるフレンチレストラン「Maison KEI」。2020年に続き、先日発表された21年と、フランス版ミシュラン三つ星を獲得した「Restaurant KEI」のオーナーシェフ小林圭氏は、世界的なシェフ、アラン・デュカスのレストラン「アラン・デュカス・オ・プラザ・アテネ」にてスーシェフを務め、2011年に自身のレストランをオープンするや翌年にはミシュラン一つ星を獲得するなど、名実ともに日本を代表するフレンチシェフ。
そんな小林シェフととらやの出会いは、遡ること2010年、虎屋18代・黒川光晴氏がフランス・パリに勤務していた当時、開業準備をする小林シェフの食材調達に同行したり、厨房作業を見学したことなどに始まる。その後も常に味を極めるシェフの姿勢や活気溢れるレストランの様子を目の当たりにし感銘を受けたのだという。
そして、5年の準備期間を経て、満を持して2021年1月30日に、パリや東京の喧騒から離れた地で日常を忘れるひとときを過ごしてほしいという思いから、水と食材の豊かな富士山の麓の町、御殿場に「Maison KEI」を立ち上げるに至った。この地は、虎屋グループの工場があり「とらや」にゆかりの深い土地でもある。店舗の設計は、「とらや 赤坂店」などを手がけた建築家・内藤廣氏。全面ガラス張りの窓からは、晴れた日には壮大な富士山の美しい景色を臨む、心地良い空間が広がっている。
お料理はランチ、ディナーともに4品、6品の二つのコースとアラカルトメニューにて提供。シグネチャーメニューであるサラダ「ジャルダン・ドゥ・レギューム・クロッカン」やデザート「バシュラン」の他、御殿場などの静岡県産の食材を使い、素材のおいしさを最大限に引き出す小林シェフの創造する料理の世界を堪能できるという。
話題の実力派シェフと老舗和菓子屋による、目にも舌にもおいしい料理とお菓子とともに、富士山を臨む素晴らしい自然に囲まれた空間と心のこもったおもてなしで至福の時間を過ごしたい。
Maison KEI(メゾン ケイ)
住所/静岡県御殿場市東山527-1
TEL/0550-81-2231
営業時間/ランチ11:30〜、ディナー17:30〜
料金/ランチコース¥3,500(4皿)¥6,500(6皿)
ディナーコース¥4,800(4皿)¥7,800(6皿)※サービス料別
www.maisonkei.jp
Text:Masumi Sasaki