マーゴット・ロビー、実写版『バービー』は予想の斜め上をいく
マーゴット・ロビー(Margot Robbie)が、実写映画『バービー』は人々の予想の斜め上をいくものになるとほのめかしている。
バービー人形というアイコニックなおもちゃの実写版出演に長らく熱意を持っていたというマーゴット、自身の製作会社ラッキーチャップ・エンターテインメント・カンパニーを通して、「王道から外れた」内容の、視聴者が予想するものとは「まったく異なる何か」を披露すると意気込んだ。
ザ・ハリウッド・レポーター誌にマーゴットは、「バービーと言うと、その知名度や知的財産から、人はすぐに『ああ、マーゴットがバービーを演じるのね、大体想像つくわ』と思うだろうけど、『皆さんが考えてるものがどんなものであろうと、それとは全く違うものをお見せします。見るまで気づかなかったけど、こんなものが見たかったという作品』が、私たちのゴール」と話す。
同新作の脚本はグレタ・ガーウィグとノア・バームバック、製作パートナーのジョジー・マクナマラは、この2人が視聴者の期待をいい意味で裏切ってくれると信じているという。一方マーゴットは、同新作を通して「思慮深い会話」を引き起こしたいと付け加えた。
バービーが住民の期待に応えられなかったためにバービーランドから追放されるという内容に焦点を当てた同新作、マーゴットは「世界にポジティブさを導き、幼い子供たちを夢中にさせる変化をもたらす絶好の機会だと思う」と語る。
ちなみにバービー人形の生みの親ルース・ハンドラーは、娘のバーバラが紙人形を大人として扱って遊んでいるのを見てインスピレーションを得たとされている。ルースは、米玩具会社マテルの創業者である夫エリオットと共に、1959年にバービー人形を開発し発売、すぐに大ヒットとなり今日までその人気は続いている。
Photo: bangshowbiz