フュリオサを描いた『マッドマックス』前日譚作品、2023年に公開へ | Numero TOKYO
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フュリオサを描いた『マッドマックス』前日譚作品、2023年に公開へ

©Bang Media International
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『マッドマックス 怒りのデスロード』前日譚作品が、2023年に公開されることが決定した。

同シリーズのクリエイターであるジョージ・ミラーが引き続き監督を担うワーナー・ブラザースの同新作の公開日程が発表された。 ネットフリックスドラマ『クイーンズ・ギャンビット』で話題のアニャ・テイラー=ジョイが主役を担う同作では、マックスと手を組む以前のフュリオサのストーリーが描かれる。

アニャは、メル・ギブソンがタイトルロールを演じて人気を博したアクションシリーズをトム・ハーディ主演でリバイバルした2015年公開作『マッドマックス 怒りのデスロード』で、シャーリーズ・セロンが演じていたフュリオサ役を引き継ぐことになる。

同新作のキャスト陣には、このほかディメンタス役のクリス・ヘムズワースとプレトリアン役のヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世などが名を連ねている。

ミラーは、長年の製作パートナーであるダグ・ミッチェルと共にプロデューサーも務めるほか、前作に引き続きニコ・ラザウリスと脚本も共同執筆する。

アニャは最近、自らスタントシーンを演じたいとして「私は中途半端なことは決してしない。私は人生を通し、このような役を待ち続けていた。だから、そうね。肉体的に可能な限り、やってみるわ」と話していた。

ミラー監督は以前、CGによりシャーリーズの見た目を若くしてフュリオサを演じてもらうことも検討したが、その技術がまだ完全に信頼できないため中止したと説明していた。「シャーリーズをCGで若返らせれば良いと長いこと考えていた。でもまだ我々の技術はそこまで来ていないと思うんだ」「『アイリッシュマン』での素晴らしい試みはあったものの、まだ不気味の谷的なエリアだ。日本のゲームデザイナーなどを筆頭に、その問題の解決間近のところまで来ているけど、依然その違和感はかなり大きいと思う」

 

Photo: bangshowbiz

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