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アートな「眠り展」が開催中 @東京国立近代美術館

ペーテル・パウル・ルーベンス『眠る二人の子供』(1612-13年頃) 国立西洋美術館蔵
ペーテル・パウル・ルーベンス『眠る二人の子供』(1612-13年頃) 国立西洋美術館蔵

「眠り」をテーマにしたアートの展覧会が開催中。東京・竹橋の東京国立近代美術館にて、2021年2月23日(火・祝)まで。

アートにおける「眠り」が持つ可能性をたどる展覧会「眠り展:アートと生きること ゴヤ、ルーベンスから塩田千春まで」。18 〜19 世紀に活躍した巨匠・ゴヤを案内役として全7章で展覧会を構成。ルーベンスやルドンをはじめ、河原温、内藤礼、塩田千春まで、美術史上の名作から現代アートに至る作品群が意外な取り合わせで紹介される。

フランシスコ・ホセ・デ・ゴヤ・イ・ルシエンテス『「ロス・カプリーチョス」:理性の眠りは怪物を生む』 (1799年) 国立西洋美術館蔵
フランシスコ・ホセ・デ・ゴヤ・イ・ルシエンテス『「ロス・カプリーチョス」:理性の眠りは怪物を生む』 (1799年) 国立西洋美術館蔵

これまで多くの芸術家たちの創造を駆り立ててきた「眠り」というテーマからは、単なる癒しや休息の意味だけでなく、夢と現実、生と死、意識と無意識などの相反する価値観、迷いながら生きる人間の姿やそのはかなさなど、多様な問いを投げ掛ける作品が生み出されてきた。本展では、絵画や版画、素描、写真、立体、映像など多彩なジャンルのアーティストら33人による、国立美術館所蔵の約120点の作品から、さまざまな「眠り」の表現を目にすることができる。

内藤礼『死者のための枕』(1997年) 国立国際美術館蔵
内藤礼『死者のための枕』(1997年) 国立国際美術館蔵

阿部合成『百姓の昼寝』(1938年) 東京国立近代美術館蔵
阿部合成『百姓の昼寝』(1938年) 東京国立近代美術館蔵

また、本展の会場デザインは、トラフ建築設計事務所が担当。さらに、会場グラフィックは、グラフィックデザイナーの平野篤史(AFFORDANCE)が手がけている。
なお、本展は、「陰影礼讃」(2010年、国立新美術館)、「No Museum,No Life?ーこれからの美術館事典」(2015年)に続く、国立美術館合同展の第3弾となる。お見逃しなく!

 

※掲載情報は11月30日時点のものです。
開館日や時間など最新情報は公式サイトをチェックしてください。

眠り展:アートと生きること ゴヤ、ルーベンスから塩田千春まで
会期/2020年11月25日(水)〜2021年2月23日(火・祝)
会場/東京国立近代美術館 1階 企画展ギャラリー
住所/東京都千代田区北の丸公園3-1
入場料/一般 1200円、大学生 600円
時間/10:00〜17:00(金・土曜日は、20:00まで)
休館/月曜日(但し、2021年1月11日は開館)、2020年12月28日(月)〜2021年1月1日(金・祝)、2021年1月12日(火)
TEL/050-5541-8600
URL/www.momat.go.jp

text : Manami Abe

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