【会期延長】原研哉率いる日本デザインセンターの30のプロジェクトを公開 | Numero TOKYO
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【会期延長】原研哉率いる日本デザインセンターの30のプロジェクトを公開

原研哉が代表取締役を務める、「株式会社日本デザインセンター」が11月10日(火)より、展覧会「VISUALIZE 60 Vol.1」を開催中だ。創業60年を機に展開される本プロジェクトのメイン展示とも言える本展は、これまで手掛けてきた30のプロジェクトを、さまざまな見せ方で紹介。会場は、東京本社13階(東京・銀座)にあるPOLYLOGUE。2月に開催するVol.2でも別の30のプロジェクトを紹介する。

※好評につき、2020年12月18日(金)に終了予定の会期が、2021年1月22日(金)まで延長となりました。
なお、12月21日(月)より開館時間が10:00〜20:00に延長となります。(12月18日までは10:00〜18:00) 【12月8日更新】

日本のデザインの発展と、質的水準の向上を図る組織として、亀倉雄策、原弘、山城隆一、永井一正、梶祐輔らのクリエイターにより1959年に創立されたデザイン会社「株式会社日本デザインセンター」。無印良品のアートディレクションや、森ビル、GINZA SIXなど企業のロゴマークのデザインなどで知られる、原研哉が代表取締役を務めている。

創業60周年を機に、本質を可視化する「VISUALIZE(ヴィジュアライズ)」という視座からデザインを問い直す試みとして展開されてきた「VISUALIZE60」。主に4つの展覧会として展開しており、本展は、松屋銀座から続き2つ目にあたるものとなる。
ブランドイメージや製品の魅力を表現するのみならず、ものやことに潜在する価値や、新しい産業の可能性を見極めて、わかりやすく可視化することを、現在のデザインの役割として捉え、「VISUALIZE」という言葉に集約し、表しているそうだ。

本展では、VI、サイン企画、プロダクト、アプリ開発、展覧会の企画・プロデュースなど、新たな領域に向き合う近年の60プロジェクトのうち、前期と後期に分けて30ずつプロジェクトをピックアップして紹介し、「VISUALIZE60」の中でもメイン展示になるという。

本質へと導く「トビラ絵」と名付けたインスタレーションを入り口に、実物のプロダクトやサイン、編集した映像などを通して、さまざまなVISUALIZEを紹介する。本展のディレクションは色部義昭、 トビラ絵のアートディレクションは三澤遥がそれぞれ担当。関連書籍も合わせ、どうぞお見逃しなく!

展覧会「VISUALIZE 60 Vol.1」
会期/2020年11月10日(火)〜2021年1月22日(金)
会場/POLYLOGUE(日本デザインセンター東京本社13階)
住所/東京都中央区銀座4-9-13 銀座4丁目タワー
時間/12月18日までは10:00〜18:00(入場は17:30まで)、12月21日より10:00〜20:00
入場料/入場無料※事前予約制
TEL/03-6264-0300(代)
予約フォーム/www.e-tix.jp/visualize60/
URL/visualize60.ndc.co.jp

※好評につき、2020年12月18日(金)に終了予定の会期が、2021年1月22日(金)まで延長となりました。
なお、12月21日(月)より開館時間が10:00〜20:00に延長となります。(12月18日までは10:00〜18:00) 【12月8日更新】

Text:Akane Naniwa

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