シアラの『グッディーズ』、ブリトニー・スピアーズの手に渡るところだった! | Numero TOKYO
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シアラの『グッディーズ』、ブリトニー・スピアーズの手に渡るところだった!

©Bang Media International
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シアラ(Ciara)のデビューシングル『グッディーズ』は、ブリトニー・スピアーズ(Britney Spears)が歌うことになりそうだったという。

2004年の同名デビューアルバム収録で大ヒットを記録した同曲だが、シアラの曲と決定するまでには「再オーディション」を受けさせられたそうで、後になってからレコード会社側がその曲をブリトニーに渡すことを検討していたことを知ったとシアラは明かしている。

Apple Music Hitsの『オン・レベル・アップ・ラジオ・ウィズ・シアラ』の中でシアラはこう話す。「レーベル内で最優先してもらうために、オーディションを再度受ける必要があったの。それでパフォーマンスをして、上手くやってみせた」「その裏では、あの曲が私ではなくてブリトニー・スピアーズあたりの所属アーティストに渡すという話が持ち上がっていたことなど知らずにね」「あの曲がすごく特別な作品だってことは分かってた」「それに自分でも作曲に参加していたからね」「私が世間に出した初の曲だった」「その私の初めての曲が、神のご加護もあって、ナンバー1ソングとなり、ビルボードチャートで8週間も首位を維持した。私の夢が叶っているのを目の当たりにするのは現実感がなかったわ」

今でもその曲は自分にとって特別な存在だそうで、シアラは「今でも自分をつねってみて『これって15年前の話なんだよね』って信じられない気分。15年ってすごく昔のように聞こえるのに」「この世代が新しい曲かのようにこの曲で踊ってくれているのを見たり、今の時代にぴったりだということは不思議な気分。それが音楽のサイクルであり、異なる時間に繰り返しをしていることが分かるから」

そんなシアラの最新作は昨年の『ビューティ・マークス』となっており、同名のレコード会社とエンターテイメント会社も設立している。

 

Photo: bangshowbiz

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