『風と共に去りぬ』オリヴィア・デ・ハヴィランド死去 | Numero TOKYO
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『風と共に去りぬ』オリヴィア・デ・ハヴィランド死去

©Bang Media International
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オリヴィア・デ・ハヴィランド(Olivia de Havilland)が死去した。104歳だった。

『風と共に去りぬ』への出演などで知られるオリビアは、25日(土)老衰によりパリの自宅で息を引き取ったという。 オリヴィアの元担当弁護士スゼル・M・スミス氏は、「昨夜、世界は国際的な宝を失い、私は親愛なる友人、そしてクライアントを失いました。彼女はパリで安らかに亡くなりました」と発表している。

オリヴィアは1916年東京で生まれ、その後家族と共にカリフォルニアへ住まいを移し、名声を手に入れた。1935年作『海賊ブラッド』などの作品への出演で、女優としての位置を確立したが、最も有名な作品は、メラニー役を演じた1939年作『風と共に去りぬ』となっている。

同作品で、アカデミー賞助演女優賞にノミネートされたほか、1946年作『遥かなる我が子』と1949年作『女相続人』で、アカデミー賞主演女優賞を2度受賞している。

オリヴィアの訃報を受けて、多くのファン達がソーシャルメディアに追悼コメントを投稿している。ある者は、「安らかにお眠り下さい。オリヴィア・デ・ハヴィランド。真のハリウッドの伝説。私は『風と共に去りぬ』で彼女を知りましたが、私のお気に入りの彼女の演技は、『女相続人』です。(『風と共に去りぬ』で共演した)ヴィヴィアン・リーに関する本を執筆中、幸運にも彼女をインタビューする機会がありました。彼女は、紙の上ですら、とても丁重でした。104歳とは、なんという人生でしょう!」と綴り、またほかの者は、「オリヴィア・デ・ハヴィランドなしでは、俳優達は、映画プロデューサー達のゲームの駒として搾取され続けていたでしょう。彼女は不利な契約を巡り、3年に渡り法廷でジャック・ワーナーと闘い、契約法を永遠に変えたのです」と故人のハリウッドにおける貢献を称えている。

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Photo: bangshowbiz

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