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ミヅマアートギャラリーが展覧会動画を続々と公開

水野里奈 「みてもみきれない。」 展示風景より
水野里奈 「みてもみきれない。」 展示風景より

臨時休廊中のミヅマアートギャラリー(東京・市ヶ谷)が、これまでに開催した展覧会やアーティストのインタビュー動画を公開中。オンライン上でアートに触れアートを楽しむ機会を提供している。

ミヅマアートギャラリーは、会田誠、天野喜孝、山口晃らの作品を取り扱うなど、日本を代表する現代アートギャラリーのひとつ。今年3月には改装後、初めてとなる展覧会として、注目の若手アーティスト水野里奈の個展を開催していた(※1)。その展示風景も動画で公開し、緻密な筆づかいや接写による細部の鑑賞、さらに制作風景も垣間見ることができる。

(※1)関連記事
Numero.jp 注目のアーティスト水野里奈「みてもみきれない。」展


水野里奈 「みてもみきれない。」 (2020年3月4日〜28日)

油画をベースに置きながらも、細密画や水墨画など、多くの芸術的要素を積極的に取り入れ、作品へと昇華していく水野。特に、トルコを訪れた際に、中東特有の細密画の装飾性に触れた体験は、現在の作風につながる大きな出来事になったという。「今まで描いてきたものがなかったことになってもいいほどの特別な一枚を描きたい。」と語る水野の、ミヅマアートギャラリーでの初個展の様子はまさに圧巻だ。


O JUN 「途中の造物」 (2019年11月13日〜12月14日)

水野をはじめとする展覧会の様子やインタビューは、ミヅマアートギャラリーのYouTubeチャンネルで続々と公開されているが、ここでは昨年秋から冬にかけて開催された2件の展示風景の動画をご紹介。こちらは、人物やもの、風景など日常のありふれたモチーフを通して、心に不思議な余韻を残す絵を描き続けるO JUNの個展。


青山悟 「The Lonely Labourer」 (2019年10月2日〜11月2日)

そして青山悟による、刺繍と映像によるインスタレーションや、新たな試みであるシルクスクリーンに刺繍を施した作品などで構成される展覧会。古い工業用ミシンによる制作で知られる青山にとって、初の試みであったコンピューターミシンを用いた作品による構成も注目が集まった。

これらの動画が、ミヅマアートギャラリーのTwitter、Facebook、Instagramで続々と発信されている。一人ひとりの思いが詰まった展示風景やインタビューを通して、それぞれのアーティストが持つ世界観にぜひ浸ってみたい。

※掲載情報は5月15日時点のものです。
最新情報は公式サイトをチェックしてください。

ミヅマアートギャラリー
URL/mizuma-art.co.jp
公式YouTubeチャンネル/MizumaArtGallery

Text : Akiko Kinoshita

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