近藤亜樹「心に花を」オンライン展覧会開催
新型コロナウイルスの感染拡大で休廊中の東京・六本木のギャラリー、シュウゴアーツが、初めての試みとなるオンライン展覧会として、近藤亜樹の「心に花を」を開催中。会期は2020年5月30日(土)まで。
現在、世界が未曾有の事態に直面している状況下での今回の展示にあたり、近藤は以下のメッセージを寄せている。
「人間は遥か昔から心の中にアートがあり、心を潤す音楽があり、心に花がありました。そのおかげで人々の心は豊かになり、人を助けたり思いやる余裕が生まれます。人の心を豊かにするものは、医学や科学の力のように目に見えるかたちで人の命を助けたりはできないかもしれません。けれども今日のように目に見えない不安と恐怖に怯え、生きるか死ぬかその二つの選択肢だけでは、人間はおかしくなってしまうでしょう。
今、心の栄養を沢山取ることは、今を生きて未来を作るためにとても大切なことだと、私は絵を描きながらそう思います。今こそ想像力を育て、心に花を咲かせてください。世界中の人々が健康で、一日も早く笑顔でハグができる日が来ますように。」
(展覧会サイトより抜粋)
会期中、14,000枚以上の油絵アニメーションと実写による短編映画『HIKARI』のオンライン特別配信も行われた。(5月2日〜5月6日まで)
この機会に、ぜひシュウゴアーツのオンライン展示会を体験してみよう!
※掲載情報は5月7日時点のものです。
最新情報は公式サイトをチェックしてください。
「心に花を」
会期/2020年5月30日(土)まで
URL/http://shugoarts.com/news/15936/
Text : Akiko Kinoshita