新しい地図・日本財団が「LOVE POCKET FUND」開始。コロナ支援に3000万円を寄付 | Numero TOKYO
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新しい地図・日本財団が「LOVE POCKET FUND」開始。コロナ支援に3000万円を寄付

新しい地図と日本財団は「LOVE POCKET FUND」(愛のポケット基金)をスタート。「for youだけどfor me」でもある――“あたなのため”が“自分のため”になる、という言葉を胸に「誰かにやさしくすることで自分も幸せになれる」、そんなファンドを目指して設立された。

この基金は、新しい地図が始まって2年という節目に「どんな時でも応援していただいている皆さん(NAKAMA)の支えにより、現在の自分たちが存在している、この感謝の気持ちを何かの形にしたい」と、3人が日本財団に申し出たことで始動した。

「皆が一つになった時にそれが大きな力になる」という思いから、一つのポケットにみんなの愛を入れていく「愛のポケット基金」の構想が誕生。主に“生きにくさ”を抱えている女性や子どもへの支援や高齢者・地方創生に係る支援を行っていく基金を2020年春に立ち上げ、ファンミーティングにて発表する予定であったが、新型コロナウィルス感染拡大を受け、まずはコロナ対策に取り組むことが発表された。医療関係者やその家族を含めた支援、両親・ひとり親感染家庭の児童の預かりなどの支援を行うことを目的に、「LOVE POCKET FUND」内に『新型コロナプロジェクト』をスタート。このプロジェクトに、新しい地図から3000万円が寄付された。

【稲垣吾郎】
事態が収束し、一日も早くすべての人々が穏やかな暮らしを取り戻せることを願って。これからも一緒に頑張っていきましょう。

【草彅剛】
「LOVE POCKET FUND」を通じて、辛い思いをされている方、悲しみや苦しみの中にある方に一緒に寄り添っていけたらと思います。

【香取慎吾】
今、僕らのために頑張ってくださっている方々に、みなさんの愛を届けます。
上を向いていっしょに、がんばりましょう!

【日本財団 笹川陽平会長 コメント】
かねてより新しい地図の稲垣吾郎さん、草彅剛さん、香取慎吾さんには、災害の時など、協力をしていただいておりました。昨年からは3人のご発案で財団とともに、主に「生きにくさ」を抱えている女性や子どもを中心とした支援や高齢者、地方創生に係る支援を行う「LOVE POCKET FUND」を立ち上げようと準備をしておりました。

そして現在世界中で大きな問題となっている新型コロナウイルスとの戦いは長期化が見込まれ、みんなの協力が必要となっていることに対して何かできないか、「LOVE POCKET FUND」の最初のプロジェクトとして、新型コロナプロジェクトとして医療最前線で活躍している医師、看護師、ボランティアやその子どもたちの支援などを行ってくことになりました。日本財団は間接経費を一切いただくことなく、皆様からいただいたご寄付はすべて支援活動にしっかりと使わせていただきます。どうぞみなさんのチカラで「LOVE POCKET FUND」をより大きなものとしていきしょう。よろしくお願いいたします。

「LOVE POCKET FUND」への参加・支援方法は公式HPにて
https://love-pocket-fund.jp/

Text: Hisako Yamazaki

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