バボーニ スキリンジ日本初個展 @シャネル・ネクサス・ホール | Numero TOKYO
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バボーニ スキリンジ日本初個展 @シャネル・ネクサス・ホール

©Jacopo Baboni Schilingi 『Ricardo Barrett - Atlas (Aura-Phoenix)』(2019年)
©Jacopo Baboni Schilingi 『Ricardo Barrett - Atlas (Aura-Phoenix)』(2019年)

東京・銀座のシャネル・ネクサス・ホールにて、現代音楽家ヤコポ・バボーニ・スキリンジによる音楽と写真の融合を試みた新しいアプローチの展覧会「Bodyscore – the soul signature」が開催。会期は、2020年1月15日(水)~2月16日(日)まで。

©Jacopo Baboni Schilingi 『Emilie Fleury - close up hands (Igitur)』(2017年)
©Jacopo Baboni Schilingi 『Emilie Fleury - close up hands (Igitur)』(2017年)

イタリア生まれ、パリ在住のヤコポ・バボーニ・スキリンジはオーケストラやアンサンブル、そしてソロのための作曲に加え、インスタレーションや映像作品の音楽も制作。07年から実験的に人体に楽譜を書きはじめ、これが次第に彼の新しい作曲法へと発展していったという。昨年11月にシャネル・ネクサス・ホールで開催されたスペシャルコンサートでは、シャネル(CHANEL)の創始者ガブリエル・シャネルの精神に敬意を表し、インスピレーションを受けて作曲された弦楽四重奏曲がワールドプレミアとして披露された。

©Jacopo Baboni Schilingi 『Maarjan Pärn - caucasian face (N.5)』(2018年)
©Jacopo Baboni Schilingi 『Maarjan Pärn - caucasian face (N.5)』(2018年)

本展では、作曲家が創作という形で感情を表現する中で、身体というメディアを通過することにより、表現性がさらに高まっていく様子を展示。鑑賞者が写真の前に立つと、実際にその音楽が流れるインタラクティブなシリーズを含む30点の写真作品を紹介する。視覚と聴覚を横断するヤコポ・バボーニ・スキリンジの躍動感あふれる世界へ、ぜひ足を運んでみたい。

©Jacopo Baboni Schilingi 『Maarjan Pärn - violin shape (N.5)』(2017年)
©Jacopo Baboni Schilingi 『Maarjan Pärn - violin shape (N.5)』(2017年)

「ヤコポ バボーニ スキリンジ展Bodyscore – the soul signature」
会期/2020年1月15日(水)~2月16日(日)
会場/シャネル・ネクサス・ホール
住所/東京都中央区銀座3-5-3 シャネル銀座ビルディング4F
開館時間/12:00~19:30
料金/無料
休館日/会期中無休
URL/chanelnexushall.jp

Text : Akiko Kinoshita

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