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うさぎと亀と石畳が浴衣に、河原シンスケと「銀座もとじ」のコラボ

アーティスト、クリエイティブ・ディレクターの河原シンスケのデザインが「銀座もとじ」の浴衣として今年も登場。老舗の「竺仙」の職人が手染めで仕上げた、コラボレーション浴衣が限定で発売される。今年はさらに、二組のクリエイターともコラボ。大人な浴衣を仕立てたい!

連載「usagi bon ごはん」でもおなじみ、河原シンスケ。昨年の「銀座もとじ」とのコラボレーションではうさぎの浴衣を手がけた。そして、今年はまるで古い石畳のようなサイコロ型にうさぎと亀が登場!

河原シンスケは「どんなに古い建物や街並みが綺麗に修復されても、その前にアスファルト道が続いているとちょっとがっかりしてしまう。それに比べて、歩きづらいけれど風情があるのは断然石畳道。ヨーロッパの街は、今でも一つ一つ歪なサイコロ型に削った石を使って道を造る様子が、ここパリでもまだまだ頻繁に見られて嬉しい気持ちにさせられる。銀座の石畳もずっと絶えずに存在して欲しいと切に願うばかりだ」と石畳への思いを寄せた。

そしてさらに「早足で跳ねても、ノロノロゆっくりでも、それはまるで兎と亀のように必ず進む。人生は競争だけじゃない。自分の道を行けばいい」と、暖かなメッセージも。シンプルでシックでありながら、温もりが感じられるのは、そんな想いが詰まっているからかもしれない。

そして今回は、さらに「銀座もとじ」と二組のクリエーターがコラボレーション。
ファッションデザイナーのJUN OKAMOTOと、ファッションペインターでアートディレクターの津田匠は、「香りの記憶」をテーマに、濃淡のある藍色で草花を描いた。宙を舞う草花から、ふわっと香りが立つような、艶やかな柄に仕上っている。

続いて、アートディレクターの矢後直規は、ストライプをモダンにアレンジ。1805年の江戸日本橋を描いた絵巻『熈代勝覧(きだいしょうらん)』に登場する人物が着ていたストライプのデザインから着想を得たという。風をイメージして、動きのある夏らしいデザインに仕上げた。

これらのコラボレーション浴衣は、それぞれ日本独自の伝統的な染色技法「注染」によって染め上げられた。染料を生地の裏側まで浸透させるため、色合いがとっても鮮やか。ぜひ今年はモダンで涼やかな大人の浴衣で夏を楽しんで!

銀座もとじ オリジナル浴衣
価格/各¥98,000(税込、男女共にお仕立て代込み)
初回制作反数/それぞれ7枚
生地/綿コーマ地
取扱店舗/銀座もとじ和染、銀座もとじ男のきもの、オンラインショップ

Text:Hiromi Mikuni

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2019.11.28発売

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