無印良品 銀座がオープン!新ギャラリーで展覧会が開催
ついに無印良品の世界旗艦店「無印良品 銀座」および、日本初の「MUJI HOTEL GINZA」が2019年4月4日(木)にオープン! 同店のギャラリーでは、オープニング企画として二つの展覧会が開催される。
東京・有楽町駅前で、約17年にわたり営業を続けてきた「無印良品 有楽町」が2018年12月に閉店。場所を銀座の並木通りに移し、世界旗艦店「無印良品 銀座」と「MUJI HOTEL GINZA」が2019年4月4日(木)にオープンする。「MUJI HOTEL」は、アンチゴージャス、アンチチープをコンセプトに、世界で初めて中国の深圳(シンセン)でオープンして話題となり、その後の北京に続く3館目として、79部屋の客室を備えて開業する。
6階の複合的なデザイン文化発信基地「ATELIER MUJI GINZA」にある「Gallery」では、デザインをテーマに、ものづくりやデザインにまつわる展覧会が開催される。オープニングを飾るのは、「栗の木プロジェクト」をキーワードにした二つの展覧会。「栗の木プロジェクト」とは、栗の木を植えることで、子ども、孫、ひ孫の代に木が大きくなり、その大きくなった栗の木の木陰で未来の子どもたちが本を読んだり遊んだりすることを想像した、イタリアのデザインの巨匠エンツォ・マーリの言葉に由来するもの。消費社会に飲み込まれるデザインではなく、本来のデザインを考えることで、次の世代、その次の世代へと残していくプロジェクトとなっている。
Gallery1で開催される「変える。 エンツォ・マーリと“栗の木プロジェクト”」展では、インテリアデザイナーの永井敬二が、世界中から集めた戦後モダンデザインを主体とする膨大なコレクションより、エンツォ・マーリによるプロジェクトを展示。また、Gallery 2の「言葉からはじまるデザイン 栗の木プロジェクト」展では、「デザインは( )」という質問に、さまざまな地域や世代、職業からなる103名が、15文字以内で答えた言葉を展示する内容となっている。
「ATELIER MUJI GINZA」には「Gallery」のほか、コーヒーやお酒が楽しめる「Salon」や、本を取り揃えた「Library」、イベントを開催する「Lounge」の 5 つの空間で構成。日常に、特別な日に、旅行に……と、ますます充実する新しい「無印良品 銀座」。ぜひ、足を運んでみて。
「変える。 エンツォ・マーリと“栗の木プロジェクト”」展 ―永井敬二コレクションより―
会期/2019年4月4日(水)〜7月21日(日)
会場/無印良品 銀座 6F ATELIER MUJI GINZA Gallery1
「言葉からはじまるデザイン 栗の木プロジェクト」展
会期/2019年4月4日(水)〜6月23日(日)
会場/無印良品 銀座 6F ATELIER MUJI GINZA Gallery2
住所/東京都中央区銀座3-3-5 無印良品 銀座 6F
入場料/無料
時間/10:00〜21:00
休館日/会期中無休
URL/www.muji.com/jp/ateliermuji/
Text : Manami Abe