神宮前「BLOCK HOUSE」に新ギャラリーが誕生。第一弾は大小島真木展
東京・神宮前にある文化発信する複合型スペース「BLOCK HOUSE」に、新たなギャラリー「HARUKAITO by island」が誕生。第一弾目となる、アーティスト・大小島真木の個展「骨、身体の中の固形の海。ー植物が石化する。」が2019年3月23日(土)から4月21日(日)まで開催される。
ギャラリーにオフィス、カフェ&バーなどが揃う複合型スペース「BLOCK HOUSE」に、island JAPAN代表の伊藤悠による新たなギャラリーが2Fに誕生。そのこけらおとしとして、大小島真木展「骨、身体の中の固形の海。ー植物が石化する。」が開催される。
ペインティング、壁画、映像などを主に表現活動を行う大小島真木。現在は青森県立美術館アグロス・アートプロジェクト2017「明日の収穫」に参加中であり、さらにフランスの海洋調査船タラ号のプロジェクトへの参加や、南沢氷川神社(東久留米市)に天井画奉納、東京大学本郷キャンパスの壁画制作など、多方面で活動をしている注目のアーティストだ。
膨大な歳月の中で、埋れた樹木が地層からの圧力によって物質変化を遂げる現象「珪化木」。この「有機物の石化」という一つのトランスフォーメーションと同じように、わたしたち人間の身体にある骨も、歳月をかけた海からのトランスフォーメーションだと、大小島は言う。
本展では人間の身体が地球の持つ多様な無機物を起源とすることを、作品を通じて提示することを試みるという。新たなギャラリーの誕生と合わせ、ぜひ注目を。
大小島真木展「骨、身体の中の固形の海。ー植物が石化する。」
会期/2019年3月23日(土)~4月21日(日)
会場/HARUKAITO by island
住所/東京都渋谷区神宮前6-12-9 BLOCK HOUSE 2F
休館/月〜水 ※入館希望の場合は要連絡
時間/13:00〜19:00
URL/www.blockhouse.jp
islandjapan.com/
Text:Akane Naniwa