光の3原色×アートの新地平 「PHENOMENON: RGB」展
![YOSHIROTTENの作品より、G-Shock 35th Anniversary Key Visual](https://numero.jp/wp-content/uploads/2019/02/5_gshock_35th_shibuya.jpg)
アート・デザインの分野で活躍する気鋭のクリエイターたちが、「光の3原色(RGB)」をテーマに作品を発表する展覧会「PHENOMENON:RGB」が、2019年2月23日(土)から3月11日(月)まで、ラフォーレミュージアム原宿にて開催される。
![YOSHIROTTENの作品より、HYPEFEST Visual identity](https://numero.jp/wp-content/uploads/2019/02/3_hypefest-650x366.jpg)
アーティスト一人目は、東京をベースに活躍するグラフィックアーティストYOSHIROTTEN(ヨシロットン)。国内外の著名ミュージシャンのアートワーク制作や、ファッションブランドへのグラフィック提供、広告ヴィジュアル制作など、アートディレクター、デザイナーとしても注目を集める存在だ。
次に、グラフィックデザイン/映像/プロダクトを媒体に活動し、加山雄三から水曜日のカンパネラまで、幅広い音楽家たちのヴィジュアル作成などを行ってきた、視覚ディレクターの河野未彩(かわの・みどり)。
![河野未彩の作品より、水曜日のカンパネラ 「ガラパゴス」 ジャケット・デジタルブックレット(web)デザイン](https://numero.jp/wp-content/uploads/2019/02/07dc24b898fbb8f740d12fe00ec34567-650x522.jpg)
そして、グラフィックデザイナーとしてキャリアをスタートし、近年はファインアートの世界にも接近しつつ、グラミー賞受賞アーティストFLUMEのヴィジュアル制作を手がけるなど、オーストラリアの国民的アーティストとして知られるジョナサン・ザワダ(Jonathan Zawada)。
![ジョナサン・ザワダの作品より、「METAMATHEMAGICAL 」Lighting of the Sails of the Sydney Opera House for Vivid Sydney 2018 Photo by Daniel Boud](https://numero.jp/wp-content/uploads/2019/02/11_Lighting-of-the-Sails-Metamathemagical_Sydney-Opera-House_credit_Daniel-Boud_56-650x433.jpg)
3名による新作インスタレーション作品の展示ほか、国内外気鋭6名のアーティスト — 藤倉麻子、Kim Laughton、MSHR、Natalia Stuyk、Sabrina Ratté、Yoshi Sodeoka — による映像作品が会場内巨大スクリーンに映し出される。また、2月25日より渋谷スクランブル交差点の大型ビジョンに参加アーティスト全員の映像作品が特別上映される。2月23日(土)、3月9日(土)には参加アーティストによるトークイベントも開催。
RGBという仕組みが作り出す、クリエイティブ表現の新たなフィールドに着目した展覧会「PHENOMENON: RGB」。気鋭のクリエイターたちによる、最先端領域の可能性を探検しに行ってみてはいかがだろうか。
「PHENOMENON:RGB」
会期/2019年2月23日(土)~3月11日(月)
会場/ラフォーレミュージアム原宿
住所/東京都渋谷区神宮前1丁目11番6号ラフォーレ原宿6階
TEL/03-3475-0411
時間/11:00〜21:00
入場料/無料
URL/www.laforet.ne.jp/museum_event/RGB
Text : Ryoji Sugawara