アジアの女性による写真展「愛について アジアン・コンテンポラリー」
アジアの女性のみで構成されたグループ写真展が開催中。東京都写真美術館にて、11月25日(日)まで。
セクシュアリティやジェンダーのあり方に焦点を当て、アジアの現代を紹介する写真展「愛について アジアン・コンテンポラリー」が開催されている。出展アーティストは、中国、シンガポール、台湾、韓国、在日コリアン、日本の女性6名。日本の美術館において、アジアのアーティスト、特に女性の作品が紹介される機会がとても少ないなか、本展のための新作や話題作が一堂に集結する。
日本からは須藤絢乃が参加。実在する行方不明の女の子に扮して撮影されたセルフポートレイト「幻影 Gespenster」(2013〜14年)で、2014年度の新写真世紀グランプリを受賞し注目を浴びている。
それぞれ国籍や年齢、アーティストとしてのキャリアも異なる女性アーティストたち。彼女たちは、女性の価値観がさまざまに変容するアジアで、それぞれの現実と対峙し“今”を共有している。そのまなざしの奥底にあるものを、会場で感じてみたい。
「愛について アジアン・コンテンポラリー」展
会期/2018年10月2日(火)〜11月25日(日)
会場/東京都写真美術館 2階展示室
住所/東京都目黒区三田1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス内
入場料/一般 800 円、学生 700円、中学生・65歳以上 600円
時間/10:00〜18:00(木・金曜日は〜20:00)
休館/月曜日
※10月8日(月・祝)は開館、10月9日(火)は休館
TEL/03-3280-0099
URL/https://aboutlove.asia/