Art / Post
『Tsugi no yoru e』や『ground』など、さまざまな角度から写真にアプローチした作品を発表し、現代社会と個人のはざまを写しとる作品で注目を浴びる、アーティストの山谷佑介。
山谷佑介、注目の新作＆パフォーマンス「The doors」
さまざまな角度から写真にアプローチし、国内外問わす注目を集めるアーティスト、山谷佑介。今年4月に京都にて行われたパフォーマンス「ギャラリー山谷」に続く新作展示、パフォーマンスは必見！ 東京・天王洲にあるユカ・ツルノ・ギャラリーにて。
「SD_0415」ゼラチンシルバープリント、2018
『Doors』展示風景、ユカ・ツルノ・ギャラリー、2018
ユカ・ツルノ・ギャラリーで開催中の個展では、前作『Into the Light』での制作体験をもとに生まれた新作『Doors』が公開。自らを被写体としたという、山谷にとって最初のセルフポートレイト作品となる。
またさらにこの作品は、今年4月に京都にて行われたパフォーマンス「ギャラリー山谷」から展開されたものだ。激しくドラムを叩き続けるパフォーマンスに加え、その様子を撮影し、印刷した写真が空間を埋めつくしたという。
本展では新たなパフォーマンスとともに、京都で撮影された映像や、出力されたセルフポートレイト、そして山谷のパフォーマンスの痕跡がうかがえるドラムヘッドの傷からつくられたフォトグラムが展開。次回のパフォーマンスは7月7日（土）15：00〜。必見！
山谷佑介「Doors」
会期／2018年6月9日（土）〜7月14日（土）
会場／ユカ・ツルノ・ギャラリー
住所／東京都品川区東品川1-33-10-3F
時間／火〜木、土曜11：00〜18：00、金曜11：00〜20：00
休館／日・月曜、祝日
電話／03-5781-2525
URL／yukatsuruno.com/
Text：Akane Naniwa
