Art / Post
中国の伝統的な山水画と現代的なテーマを融合させ、高い技術力を持って描かれた奥村の作品。両国の美学が対話しながらも、19世紀をはじめとする西洋絵画の再解釈の影響を受けたフォルムも見出すことができる。
在日フランス大使館賞受賞!奥村彰一の描く現代の桃源世界
奥村彰一、アートアワードトーキョー丸の内
2017年「アートアワードトーキョー丸の内」にて、在日フランス大使館賞を受賞した、奥村彰一。アンスティチュ・フランセ東京にて、受賞を記念した個展を開催中。1月27日までなのでお見逃しなく!
若手アーティストの発掘、育成を目的とした現代美術の展覧会「アートアワードトーキョー丸の内」。アンスティチュ・フランセ東京では、2017年度の在日フランス大使館賞を受賞した奥村彰一の個展となる。
(左から)『アクティブ早晨図』(2017)、『麒麟送子図」』(2018)、『カクタス吉祥図』(2018)_preview
ギャラリー (4)_preview
様々な美学が、安易な方法に頼ることなく重なり合い、まるで目の前に小宇宙が広がっているかのよう。奥村自身が「桃源世界であり、曼荼羅的宇宙の構造をもった普遍的なユートピア」と語っている。注目の展覧会、ぜひお見逃しなく。
奧村彰一個展「仙界模様」
会期/2018年1月10日(水)〜27日(土)
会場/アンスティチュ・フランセ東京
住所/東京都新宿区市谷船河原町15
時間/月曜12:00~19:30 火~金曜9:30~19:30 土曜9:30~19:00 日曜9:30~18:00
休館/祝日
TEL/03-5206-2500
URL/(公式)/www.institutfrancais.jp/tokyo/
イベントURL/www.institutfrancais.jp/tokyo/events-manager/exposition-shoichi-okumura/
Text:Akane Naniwa