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Culture Art

新たな才能を目撃せよ!「日本の新進作家」展

片山真理『子供の足の私』2011年 発色現像方式印画 、オリジナルフレーム(貝殻、ビーズなど) ©Mari Katayama Courtesy of rin art association

東京・恵比寿にある東京都写真美術館にて、若手作家の支援、新たな才能を発掘することを目的に2002年より開催している「日本の新進作家」展。14回目となる今回は「無垢と経験の写真」をテーマに、5人の作家の最新作を公開中だ。

写真・映像の可能性に挑戦する創造的精神を支援し、将来性のある作家を発掘することを目的に開催されている「日本の新進作家」展。14回目は「無垢と経験の写真」展を掲げ、日常生活の中から個々人の経験を紡ぎ、多様なアプローチで表現する作家たちの写真表現を、最新作とともに紹介する。

金山貴宏『家族 箱根にて』from〈While Leaves are falling…〉2009年 インクジェット・プリント ©Takahiro Kaneyama

金山貴宏『家族 箱根にて』from〈While Leaves are falling…〉2009年 インクジェット・プリント ©Takahiro Kaneyama
金山貴宏『家族 箱根にて』from〈While Leaves are falling…〉2009年 インクジェット・プリント ©Takahiro Kaneyama

出展中の作家は計5名。身体性やアイデンティティを確認しながら挑戦し続ける、片山真理。写真行為を通して、家族の関係を繰り返し問う金山貴宏。その他に鈴木のぞみ、武田慎平、吉野英理香と新進気鋭の作家ばかりだ。

鈴木のぞみ 『久仁屋工場2階の窓』from〈Other Days, Other Eyes〉2013-17年 ミクストメディア、外された窓に写真乳剤を塗布 ©Nozomi Suzuki  Courtesy of rin art association (撮影:木暮伸也)
鈴木のぞみ 『久仁屋工場2階の窓』from〈Other Days, Other Eyes〉2013-17年 ミクストメディア、外された窓に写真乳剤を塗布 ©Nozomi Suzuki Courtesy of rin art association (撮影:木暮伸也)

鈴木のぞみ 『久仁屋工場2階の窓』from〈Other Days, Other Eyes〉2013-17年 ミクストメディア、外された窓に写真乳剤を塗布
©Nozomi Suzuki Courtesy of rin art association (撮影:木暮伸也)

出展作家のひとり、鈴木のぞみによる「いまを生きる私たちのまなざしによって見つめ返したい」というメッセージとともに、観る人へ問いかけるこれらの作品。その考察や反応が作家へ返ることにより、未来への表現へと繋がっていくはず。新たな才能の誕生を見逃さないで!

武田慎平 『痕 #7, 二本松城』〈痕〉より  2012年 ゼラチンシルバー・プリント ©Shimpei Takeda
武田慎平 『痕 #7, 二本松城』〈痕〉より 2012年 ゼラチンシルバー・プリント ©Shimpei Takeda

武田慎平 『痕 #7, 二本松城』〈痕〉より 2012年 ゼラチンシルバー・プリント ©Shimpei Takeda

吉野英理香 『Untitled』〈NEROLI〉より  2013年 発色現像方式印画 ©Erika Yoshino Courtesy of Taka Ishii Gallery Photography / Film
吉野英理香 『Untitled』〈NEROLI〉より 2013年 発色現像方式印画 ©Erika Yoshino Courtesy of Taka Ishii Gallery Photography / Film

吉野英理香 『Untitled』〈NEROLI〉より 2013年 発色現像方式印画 ©Erika Yoshino Courtesy of Taka Ishii Gallery Photography / Film

「無垢と経験の写真 日本の新進作家 vol.14」
会期/2017年12月2日(土)〜2018年1月28日(日)
会場/東京都写真美術館 2階展示室
住所/東京都目黒区三田 1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス内
時間/10:00~18:00(木・金曜〜20:00)
※1月2日(火)、3日(水)は11:00〜18:00(すべて入館は閉館30分前まで)
休館/月曜※1月8日(月・祝)は開館、翌9日(火)休館
観覧料/一般 700円、学生 600円、中高生・65歳以上 500円 ※小学生以下および都内在住・在学の中学生、障害者手帳をお持ちの方とその介護者は無料 ※第3水曜日は65歳以上無料 ※1月2日(火)は入場無料
TEL/03-3280-0099
URL/topmuseum.jp/

Text:Akane Naniwa

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