「ジャン=ポール・エヴァン」アーティスティックな新作ショコラを発表
「ジャン=ポール・エヴァン」が、2017-18年の新作コレクション「アネ トラント(ANNÉES TRENTE)」を発表。ジャン=ポール・エヴァン氏のクリエーション30周年にちなんで「1930年代」をテーマにしたビュッシュ、マカロン、ボンボンショコラが登場した。
ジャン=ポール・エヴァンの新作は、1930年代のアールデコ時代にオマージュを捧げ、同時にクリエイターとしての自身の歴史を、ノスタルジーではなくグラン クラシック(偉大な古典)を味わう喜びとして表現。 「ビュッシュ ジェオメトリック」は、1930年代の創造性、ダイナミズムをモダンな形のビュッシュに。ペルー産カカオとスモークしたクリームのムースの間に、ヘーゼルナッツのダコワーズ、ローリエ風味のシブースト、アーモンドとカカオのビスキュイが層をなし、ケシの実のクリスティアンがクリスピーな食感を与える。 「ビュッシュ オクロック」は1930年代の宝飾時計からインスパイされたもの。マダガスカル産カカオのムースに、ユズのシブースト、フランボワーズのジュレが酸味のアクセント。ヘーゼルナッツのダコワーズ、アーモンドと、ベルガモット風味のビスキュイが濃厚なムースとのコントラストを奏でる。 「ビュッシュギャッツビー」はニューヨークのエンパイアステートビルの鉄柵がインスピレーションソース。『華麗なるギャツビー』を思わせるクリスマスツリーのあしらい、グルテンフリーのビュスキュイショコラ、栗とヘーゼルナッツのダコワーズ、バニラ風味のシブーストを、ビターチョコレートのムースで包んだ。 新作のマカロン「ドロップ」と、ボンボンショコラ「ドロップ」は、1930年代を代表する画家、ソニア・ドローネーやジョアン・ミロをイメージ。ブナの木でスモークしたキューバ産カカオのガナッシュの味わいを堪能できる。 2017年11月より、伊勢丹新宿本店、表参道ヒルズ店、東京ミッドタウン店、京都店をはじめ、全国のブティック、および一部商品をオンラインブティックで展開。世界トップクラスのショコラティエの記念すべきコレクション、ぜひ堪能して。 JEAN-PAUL HÉVIN お問い合わせ/ジャン=ポール・エヴァン伊勢丹新宿本店 TEL/03-3352-1111(代表) URL/www.jph-japon.co.jp/shop/
Text:Miho Matsuda