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今注目のニュージーランド/歴史とアートと動物と。心安らぐダニーデン

ニュージーランドの中でも古い街のひとつ、南島の南東に位置する港町ダニーデン。スコットランドからの入植によって開拓がスタートしたのが、1848年のこと。移民たちは祖国を再現するようにヴィクトリア調やエドワード調の建造物を造り、食文化を持ちこんだ。かつてこの街に訪れた作家マーク・トウェインは、「ここにいる人々はスコットランド人だ。彼らは楽園を求めて祖国を後にし、目的地に辿り着いたと、この地に留まったのだろう」と、語ったという。
 
150年以上を経た今も、歴史的な建造物が街に溶け込むように佇んでいる。ニュージーランド初の大学のオタゴ大学やダニーデン駅舎、壮麗な尖塔がそびえるファースト教会など、建物を見上げながらの街歩きが楽しい。一方、新たな文化の息吹も。あちこちのビルの壁面をアートなペインティングが飾り、ダニーデン駅舎では『iD』のファッションウィークのランウェイとなったことも話題に。ちなみに、ダニーデンは国内初かつ唯一のユネスコ「創造都市ネットワーク」の文学都市に認定され、学生の姿をよく見かける。

そんな中心地からほんの少し車を走らせただけで、豊かな自然が広がり、野生動物たちの楽園であることも、ダニーデンの魅力。翼幅3メートルもある海鳥のキタシロアホウドリ(Northern Royal Albatross)や絶滅が危惧されているキガシラ・ペンギン(Yellow Eyed Penguin)、ニュージーランド・オットセイやアシカなどの繁殖プログラムも実施。保護を行いながら、ツーリストもウォッチングできるようツアーも用意されている。
 
新旧の文化に触れ、貴重な動物たちと出会う。そんなスペシャルな体験がコンパクトな移動で体験できるのが、ダニーデンの強みだ。

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