今注目のニュージーランド／かわいいカフェやショップが集う港町オークランド

流行の発信地ポンソビーで街歩き

リトル＆フライデー Little & Friday   オーナーのキム・エヴァンスさんと娘ホリーさんが、週末のマーケットへ出品するために、友達と一緒にケーキ作りを始めたのが、2007年のこと。オリジナリティあふれるケーキの世界観と、オーブンから漂う美味しそうな香りに誘われ、その”小さな”キッチンへお客が訪れるように。そこで”金曜日だけ”のテイクアウトの店としてオープン。その1年後には、お客が使わなくなった台所用品などを持ち寄ってカフェとしてスタート。今ではレシピ本2冊を発行し、オークランド市内に4店舗を展開。ニュージーランド国内で権威ある雑誌『Metro』の読者投票において、オークランドNo.1カフェに。人気メニューはラズベリードーナッツ（NZ$5.5）。ドーナツ生地は薄く、クリームたっぷり！

ザ・ポイ・ルーム The Poi Room   ニュージーランドのアーティストの作品のみを扱う、アートショップ。ポンソンビー店は2015年9月にオープンした、ニューマーケット店に続く2店目となる。年間で通算100名ほどのアーティストの作品を展示販売し、作品が持ち込まれることも多いとか。遊びにきたアーティストと偶然、会えるかも。ジュエリーから器、絵画やホームウェア、グラスアートなどジャンルは幅広く、作家ごとにディスプレイ。アートといっても、手の届くプライスなのが嬉しい。

フラットサム・アンド・ジェットサム Flotsam + Jetsam   店名は、その名も“がらくた”。ポンソンビー通りに面した店内には、昔ながらのキッチン道具や家具、照明器具、ガーデニング用品にブリキの箱や古いボトルなどがずらりとディスプレイされている。まさに玉石混交ながら、どこか懐かしい。アイテムによっては40～60年前のヴィンテージもあり、長年大切に使われてきた気持ちが伝わるものも。アイデア次第でインテリアのアクセントになりそう。グレイリンに週末だけ営業している家具の問屋店も。

スプレッテ Superette   ジェームズ・リグデンとリッキー・ディーの幼馴染コンビが世界中を旅して、本当に売りたいと思うものをセレクト。ファッションやライフスタイルのアイテムを、お手頃価格で揃えている。取り扱いブランドはWild FoxやOne Teaspoonなど、ノンシャランなテイストが多い。2001年のオープン時はレンガ造りだったショップも、今ではスタイル・ストアの牽引役として立派な店構えに。ショップも4店舗とオンラインを展開している。

ポンソンビー・セントラル Ponsonby Central   リッチモンドロードとポンソンビー・ロードの交差点に位置する、レストラン・カフェ・ショップのコンプレックス。レストランにはハンバーガー店やラーメン、フィッシュ＆チップス、ピッツェリアなどが集合。プロデュース・マーケットではオーガニックな野菜やナッツ類、新鮮な魚や肉など、厳選された食材が手に入る。リテールショップには上質なリネンやワンちゃんグッズなどの常設店のほか、アーティストによるポップアップ・ストアも登場。