Culture / Post
絢香がひとりの女性として語る結婚、妊娠。「ありのままの自分でいられるように」
「結婚して家族というものを持つようになって、ありのままの自分でいられるように。生活も考え方も、どんどんシンプルになってきている気がするんです」。デビュー10周年を来年に控えた歌手の絢香が、3月28日発売のヌメロ・トウキョウ(Numero TOKYO)2015年5月号に登場。これまでプライベートを語ることのなかった彼女が、デビュー前から現在までの、アーティストとして、一人の女性としての軌跡を初めて語っている。
洋楽好きの母親の影響もあり、小さい頃から音楽が大好きだったという彼女。高校生になると、週末は地元の大阪から福岡の音楽塾まで通って、本格的に作曲を学び始めた。「のめり込んでいたというより、自分の中の見えない何かに衝き動かされている感覚でした」と、当時を振り返る。そして高校3年生の冬、掲げていた“高校在学中にデビュー”いう目標を見事達成。デビュー後は、慣れない東京での一人暮らしがスタート。「もっと頑張らなきゃ、絶対に結果を出さなきゃ」と絶えず気を張り続けていた。その頃の心境は、当時の楽曲にも反映されているという。
そして、がむしゃらに走り続けて4年、数々の作品を発表し、2枚のミリオンヒットも記録した。21歳のときに結婚と同時に持病の治療に専念するため、活動休止を発表。本誌ではその間のこと、さらに、夫婦二人で支え合ってきた、活動休止中・再開後の心境の変化などについても触れられている。
いま、彼女のお腹の中には、小さな命が。自身の夢を全力で応援してくれた母親のような存在に、自らもなりたいと語る。4月15日発売のニューアルバム『レインボーロード』には、復帰後3年間の絢香の想いが凝縮されており、その中には妊娠がわかってから作られた楽曲もあるそう。母親になる絢香の、表現者としてのさらなる飛躍が楽しみだ。
(※「」内は本誌から抜粋)
2015年5月号の詳しい内容はこちら!
【お詫びと訂正】 Numero TOKYO 5月号のp.179に掲載している絢香さんのプロフィールに間違えがありました。 正しくは1987年12月18日生まれとなります。読者ならび関係者の皆様には大変ご迷惑をおかけしました。 お詫びと訂正を致します。