マジか!?
『現代美術のハードコアはじつは世界の宝である展』
自らの財産を賭けた“筋金入り”の目利きにして、ガチンコのアートラヴァーでもある彼が「これは!」と認めた作品がずらりと並ぶ、名実ともに“ハードコア”な現代美術コレクション。
そのヤゲオ財団コレクションの中から、アンディ・ウォーホル、フランシス・ベーコン、アンドレアス・グルスキー、杉本博司、蔡國強ら、泣く子も黙るアーティストたちの代表作約75点が、このたび日本へと上陸を果たす。
まさに“世界の宝”と呼ぶべきホンモノが放つ、アート本来の価値とは果たして何か? そして、その宝物を所有するという、コレクターにしか味わえない地平とはどんなものなのか?
来場者にその気分を追体験させるべく用意された、ある“インタラクティブな仕掛け”を楽しみながら、綺羅星のごとき現代美術のハードコアを我が物のように味わい尽くせば、脳内の刺激は最高潮。
これぞ、唯一無二の宝物と呼ぶべきアートの愉悦。必ずや、後世までの語り草となるに違いない。
※『Numéro TOKYO』2014年7・8月合併号 掲載記事を加筆転載
『現代美術のハードコアはじつは世界の宝である展 ヤゲオ財団コレクションより』
期間/2014年6月20日(金)〜8月24日(日)
場所/東京国立近代美術館
住所/東京都千代田区北の丸公園3-1
URL/http://www.momat.go.jp
Text:Keita Fukasawa