福山雅治を“父”にした是枝裕和監督インタビュー「福山さんでなければ作ってなかった」 | Numero TOKYO
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福山雅治を“父”にした是枝裕和監督インタビュー「福山さんでなければ作ってなかった」

福山雅治を“父”にした是枝裕和監督「福山さんでなければ作ってなかった」
福山雅治を“父”にした是枝裕和監督「福山さんでなければ作ってなかった」

カンヌ国際映画祭にて、審査員賞を受賞した映画『そして父になる』。6歳になる息子が、取り違えられた別の夫婦の子どもだったと知った父親の姿を描きながら、家族とは「血」か「一緒に過ごす時間」なのか、絆とは何か… そんな、残酷な現実を問いかける話題作。主演として、福山雅治が自身初の父親役を演じている。

監督を務めた是枝裕和が、9月28日発売のヌメロ・トウキョウ2013年11月号に登場。ロングインタビューで、福山雅治の役者としての印象、撮影現場でのエピソードなど『そして父になる』という作品に辿り着くまでの歩みを語った。

「そもそも、福山さんでなければ作ってなかった映画です」。監督いわく、本作のスタート地点は、初対面だった福山との出会い。タッグを組むにあたっていくつかのプロットを用意したという是枝監督だが、「父親役を今まで演じたことがない」と聞いて再考。そこで生み出された新たなプロットが『そして父になる』だったという経緯を明かしている。

主人公、野々宮良多という男性の人柄をあえて“カッコいい男”に設定したのも、福山が演じるからこその監督の狙い。台詞の言い方や動きを一緒に考えながら、キャラクターの着地点を探っていったのだとか。クランクインから1週間も経たないある現場で福山が口にしたある言葉に監督が安心感を覚えたというエピソードからも、福山の役者としての器量が伺える。

初監督作品『幻の光』をはじめ、『ワンダフルライフ』『ディスタンス』『誰も知らない』と話題作を次々と発表してきた是枝監督。今回の取材ではそんな彼に、監督業を志したきっかけや、苦悩の時期、助監督に女性を選んでいる理由なども聞いている。最初に撮影した作品がドキュメンタリーだった訳や、『ワンダフルライフ』にスタッフとして参加していた西川美和とのやりとりなども必見。インタビューの全編は9月28日発売のヌメロ・トウキョウ2013年11月号に掲載される。

『そして父になる』は、9月24日(火)に先行上映を経て、9月28日(土)より新宿ピカデリーほか全国で公開される。
公式HP/http://soshitechichininaru.gaga.ne.jp/

※「」内はヌメロ・トウキョウ2013年11月号より引用。

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