あったかい大阪 | Munehisa Sakurada
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あったかい大阪

久しぶりの大阪、京都。
何年ぶりだろうか。内田春菊さんの付き添いで京都造形大学に5年まえくらいに行ったのが
京都は最後。その時は、お仕事だったので大学の授業が終わった後すぐに東京に戻りました。


大阪は、もっと行っていない気がする。
十代の頃、イベントで行った以降はないのかな。
亡くなった父親が30年ほど住んでた大阪。


30後半になると、記憶が曖昧になって色々な記憶がごっちゃになっている。
忘れてしまうことも多々あって、こうやって年を取っていくのね・・・


今回は、お友達のかおりちゃんが大阪にBARをオープンした記念のお手伝いで
大阪に行きました。
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『STRONGMAN F to F (カフェ&バー)』
大阪市福島区玉川4-12-8- オモテビル504
千日前線「玉川駅」より30秒!
大阪環状線「野田駅」からもすぐ!
玉川4丁目の交差点の角ビルです。
※夕方からの営業のみとなります。
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東京では、何年かBARをやっているので、軽い気持ちでお手伝いしようと思って
いたのですが、早速大阪の洗礼を受けることに。


話の流れの中で、ここはボケる所などお笑いの基本が全くわからず、
お客様に散々つっこまられ、精神的にボロボロ・・・笑。
けれど、なにかあったかい心も感じられて、散々つっこんでくれたお客様が次の日、
僕が行きたいと言った串かつ屋に連れて行ってくれると言ってくれました。


お昼すぎに待ち合わせして、その方、(ダンディーさんとします)が一番美味しいというその串かつ屋は、
マスターはあまり話さず、ひとつひとつにこれ味ついてますとか、ぶっきらぼうに言ってくれます。
ダンディーさんがオーダーの流れを全てプロデュースしてくれ、その流れも素晴らしかったのですが、
この串かつ、本当に美味い!揚げたたまごが半熟だった時には唸りましたよ。
その後は、野菜が食べたくない?と近くのモツ鍋に。
ここのモツ鍋、一人前が800円台。安。
ダンディーさんは、この値段くらいじゃないとモツ鍋は食べないという。
味もとっても美味しかったです。
最初はちょっとマスターにドキドキしていたのですが、
お客様が僕達だけになると少しずつお話をしてくれました。
出前一丁が袋麺では一番美味しいらしい。今度食べますね。
アルバイトの男の子が、ものすごく水色をした飲み物を飲んでいるので
聞いてみると、すぐそばの自動販売機で必ず買うのだそう。
ラムネソーダ。
なんと50円。
この味が自分の中の新世界の味なんだよねと教えてくれた。








昨日は、散々つっこんだけれど大阪に来たらこういう客がいるかも知れないだろ?
練習になったんちゃう?とダンディーさん。
とってもあったかい人なのでした。



大阪で食い倒れ、二日間お手伝いをした後、マー君のBAR「ゴールデンボール」にも
やっと行けて大満足。
お店にも、大阪に住んでいるお友達と会うことも出来て、ほっこりエネルギーチャージができた
大阪でございました。



京都へ続く・・・

Profile

munehisa sakurada
TOKYO
fine artist

1993年にモデルとしてデビュー後、俳優、歌手、タレントとして活躍。現在は、美術家として国内外の展覧会に写真を媒体とした作品を発表している。2011年にART&MUSICBAR「星男」を新宿二丁目にオープン。

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