もっと自由に、アートな書道がいいんです | Mika
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もっと自由に、アートな書道がいいんです

ノーブルのコピー

新年あけましておめでとうございます。

と、もう半月経とうかと(汗)

つい先日、新年は「書」にフォーカスしたブログから始めるぞ~とウキウキしていたのですが

13日の金曜日だったことに気がつき、んー、ねぇ、・・・やめました。(苦笑)

 

さて、もう3年近くになるのでしょうか。

「書道」を習うというより、もっと自由に堅苦しくなく、アートな文字を書いてみたい衝動に掻き立てられ、

でも型にはまった文字を半紙に上手に書く、という習慣に“崩し・自由に”といったことができないジレンマ。

自分なりに崩してみても、どうしても”書”は“書”。堅いんだな~~~、頭の中も手も。

益々アートな作風に憧れ、近所だったのも幸いに『Carremoji』スクールに通っています。

月2回、文字に対する考えもかなり変わり、元々の生まれてきた文字、そして篆書、草書、行書・・・楷書、文字の変わってきた歴史は、私の筆もつ手に自由をくれました。

遠方から習いに来られる方も多く、またプロの書道講師の方々も。

 

私の先生は清水恵先生

書家で、インテリア書として名高いキャレモジ、そのNO.1クリエーターまたエッセイストとして活躍中の方。

先生の書くものは、とても繊細で儚さも見え隠れ、時には凛としたメッセージが表現されていて素敵です。

清水先生と、もう1人の書家 宮村弦先生。(書家プロフィールはこちら

お二人があのAMAN TOKYOの スイートルームとラージルーム 計68室に作品 を!!!

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オープンした年の夏、記念の日のお部屋には宮村弦先生の力強い素敵な作品が♡

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書をみていると時間を忘れてしまいます。

この墨の含み具合は、、、かすれ、跳ね、しぶき、など飽きないんですよね。

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朝食が100倍に美味しく感じます。また朝の光もいいんですよ。

夜の幻想的なものから背筋がまっすぐになるというか、和でモノトーンのコントラストはアーティスティック。

 

光栄なことに、清水先生のブログでも登場させていただきました。

この時の「旦」という文字。

昨年のお正月にむけて作成しました。この和紙職人がまたたまらなくいいんです。

先生に紹介され、アーティスティックな和紙が欲しいときは文京区の紙舗「直」(なお)を訪れるようになりました。

和紙も墨も二度、同じ作品は出来ないところにその1作品、1作品の重さに緊張が走り心地よいの。

 

そして、今は1年に4作品ほど大きな作品を作って、自分のヘアサロン「AMATA」のシャンプーエリアに飾っています。

お客様も、次は何書くの?と楽しみにしてくれ、ある御客様は当店で着付け&ヘアメイクした後、その作品の前で写真を撮られたり、1年に1回秋にスクール展といってスクールのいらっしゃってる生徒さんたちの展覧会に観にきてくださったり・・・。

ここ数年でインテリアのアート書を望まれる方も増えました。

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私は真っ赤な横長の作品。

こんな風に飾られ、生徒さんの他の作品を鑑賞できるのも楽しみで、いらっしゃった方々みなさんで批評し合います。

誰でも鑑賞できる公開されたスペースなんですよ。

 

2016年の文字は初めて英語の文字を選び「Win(ウィン)」にしました。

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真っ赤な半紙があるなんて、びっくり!

先生が、これに書くとどうかしら、と。赤×黒に挑戦したかったので、かなり興奮。

 

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赤の半紙に書く前に、練習で普通の半紙をつなげ雰囲気(文字の太さ、バランスなど)をみます。

そして息止めて、超濃墨で一発書き。ふぅーーーー

 

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狙ってないのに、こういう墨のたまりがカッコイイのです。

乾いた時の陰影は神のみぞ知る、という感じかな。

 

出来上がると、額装デザイナーに依頼します。いつもここでも、滅多にここまでやらない方が多いらしく・・・

驚かれながらデザイナーさんと楽しんでいるの。

 

今までの作品たちは、スワロフスキーを埋め込んだり、革に書いたものを貼り付けてもらったり、鏡や生地を貼りつけたり、とにかく自由なのでついアドレナリンがドバーッと。笑

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簡単なデッサンして打ち合わせ。

このイメージは都会のビルディングなんです。8種類くらいの黒の紙の素材違い(和紙、エナメル、スラブ・・・)

をダイス型に切ってもらい、ランダムな重なりで貼ってもらうことに。

都会のビルディングの様々な見え方を黒一色で表現したく・・・。

 

Win①

見えるかなぁ、、、。この下側の黒の部分、見る位置で全然違うんです。

 

吉本さま

離れてみるとこんな感じの作品に出来上がりました。

 

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サロンのこの壁に。

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先生(左:清水恵先生)いつもありがとうございます。

 

 

 

そして、ここからまだまだブログは続きます(笑)

相変わらずな長文&濃厚さは今年も変わりません、はい(≧∇≦)

 

このアートな文字は書くと楽しくて、趣味というか集中力が極められる感じです。

ま、入り込んでしまうので「無我夢中」という表現が適切かも。

このブログの最初の写真、これは「Noble」(ノーブル)と書いています。

サロンの御客様がいつも楽しみにしてくれている「AMATA NEWS」の2017年は毎月テーマをキャレモジで書くことにしました。

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これを楽しみ♡言ってくださる方が多くなり、嬉しい。

スタッフが綺麗に折ってお渡ししています。

 

それ以外でもチョコチョコ書いていて、取引先の方のお子様の命名をプレゼントしたら物凄く喜んでくれました。

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「倫太郎」くん。

 

そして娘さんは・・・

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「向日葵」ちゃん。

飾ってます!!!!と、写真が。嬉しいなぁ(^^)v

 

他、御客様で軽井沢に素敵なカフェ&リゾート(貸別荘)を「DILETTANT」オープンさせ、その記念に御主人の

御名前(谷和司朗さん)にちなんで「46」の二文字をプレゼント。

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よく見ないと「4」と「6」にみえなくないですか?

世のものは〇と△と□で出来ている、を元に書いてみました。

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光栄すぎる~~貸別荘に飾っていただいています。

 

この「DILETTANT」、ワンちゃんいる方ぜひぜひ♡姉妹店の「+Dog伽羅茶」はワンちゃんと一緒にお茶とお食事がゆっくりできます。

ワンちゃん用に無添加クッキーまであるの。

このオーナー夫婦の別の顔は大阪でバリっバリの建築士。

そしてこだわりの食材、こだわりの製法のパンが美味しすぎて・・・美味しすぎて・・・。

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ベジパン♡(エノキバターが特に好き)書いてる先から食べたくなってきた~~~

 

他、アートなところではこのブログでも何回か登場したMiMCさんの2016AWメインコレクション用のバックに

使用してもらいました。

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これは水墨画というジャンルに入ると思うのですが、色墨の重なる世界は自分で描いても狙ってるわけでなく

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幻想的な模様を描いてくれ、にじみ、広がる輪に自身サプライズ的なところもあったり・・・。

 

ま、アトリエはこんなですけど(笑)

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これは、キャレモジスクールの中でも特にアーティスティックな手法のものです。

たしか、ダンボールをちぎった画材で描いた気がします。

こういった掛け軸にも額装デザイナーがしてくれて、文字や絵に息が吹き込まれる瞬間でもありますね。

 

そもそも、筆を使ったアートな書は、あ!ここにも、ここにも、と結構目につきます。

ウィスキー飲んでいても、いいなぁ、、、この「竹鶴」という文字。なんて、そのものよりラベルに見入ってしまったり。。。

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ウィスキーといえば、銀座の「響」というビルボードは、若いころから威厳と艶めかしさを感じてドキドキしたものでした。

 

そして、これもダイナミックで一目でわかる(笑)カレーパン「天馬」の。

スタッフも大好物です。

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迫力のある文字は、ここのカレーパンって!!!と興味をそそりますね。

天馬、何回も食べたことありますが、旨いのです、まずは普通にビーフカレーパン食べてみてね。

 

 

秋の休暇に家族で京都に行ってきました。

親孝行のつもりで、父の行きたかったとこなど網羅。MKタクシーをチャーターしてガイドも頼んだので、ゆったりと

京都の秋を楽しむことができました。

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紅葉も見れてそこまで寒くなく・・良い陽気だった11月の京都。

この「龍安寺」の静寂が父が一番行きたかったところのようです。

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文字に生命が宿る、とはこういうこと。厳かな中にゾクッとする強さを感じます。

母と元気で一緒に京都に連れていけてよかった。

 

 

休憩には、少しゆっくりしたくて選んだのは「一保堂」。

お茶が美味しくて有名ですが、この本店でしか味わえないライブ感がいいんです。

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文字に夢中な私♡

 

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驚くことに海外の店員さんも普通になじんでいるところが、やはり本店。

急にその空間がモダンになった気がしました。

京都は勉強熱心な海外の方も多いところですね。

私の今年の目標の1つが「日本を知る」ということなんです。

まだまだです、私。奥の深さを少し時間を取って勉強しようと思っています。

 

祇園では「圓堂」にも行きました。ここでもこの店名を書いた二文字の美しさ・・・。

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これから行われる美味しい”てんぷら”のパフォーマンスにゲストの高揚感を煽る演出。

 

 

 

京都・・・。

その中でお目当ての筆やさんに行けたことはとっても嬉しく良い思い出に。

河原町二条、鴨川近くの「香雪軒」(こうせつけん)

 

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決して広くない店内ぎっしりと筆が陳列され・・・

それもそのはず、筆は動物の配合によってかなり書くのに違いが出ます。なので200種類以上も!!!!

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筆を知り尽くした店主と奥様との2人だけのお店。

実は名たる文豪に愛された筆屋さん。名硯、古墨までも取り揃えていて、迷わないわけがない。

1つ、書きやすい良質な筆を欲しく・・・書いてみて選びましょうと3本の違う動物の毛の筆を。

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これ、墨汁で書いてないんですよ♪

筆に水を含ませて書くと、こういうふうに浮き上がる特別な紙です。よく画材店にありますよね。

正直・・・・

一番高い筆の書き味、弾力性がたまらなく良く、奮発して鼬のを。18,000円でした。

欲しいものがあればネットでも気軽に買えるようです。(もちろん店主の厳しいチェックに受かった筆です)

 

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そして、ちょうど良いタイミング!!なんと「御題筆」が手に入りました。

鮮やかな色筆は、毎年1月に宮中で開かれるお歌会のお題から連想される色で毛の部分を染めつけ、筆管にその

御題を刻み込んだ、世界で一本のものなんです。ロマンティック♡

同じ色は二度とないので、墨を含ませるのも躊躇し、そのままの状態で飾り筆にしています。

はぁーこんな素敵な経験は、やはりその場所、その物に触れてみた時にライブに感動しますね。

 

 

 

サロンの恒例、12月31日の最後にやること。

御客様を迎えるレセプションの扉には毎年変わらず「迎春」。

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冬季休暇の間に貼り付けています。

これももう何回目かなぁ。。。と急に感慨深く。

 

小学校から習ってきた「書道」といったものから、またさらにアートな崩しを教えていただき、字の奥行きが出てきたような気もします。

 

今年の2月22日でヘアサロンAMATAが15年を迎えます。

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いつまでも「美」を絶やすことなく、そして追求していきたいと思っています。

 

みなさま、今年もどうぞ宜しくお願いいたします。

 

 

 

 

では、またね★美香

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Profile

mika
TOKYO
Owner of AMATA, beauty producer

ヘアサロン『アマータ』のオーナー。毛髪診断士。ヘアだけに留まらず、ビューティプロデューサーとして色々な角度から“美”の追及をしていきます。スーパーコアなライフスタイルや日々の発見など、独自のフィーリングでちょっと偏愛的に綴ります。

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