どこまでも果てしないブルー「Abysee」 | Mika
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どこまでも果てしないブルー「Abysee」

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今月の初めに行った、行きたかったレストラン「Abysse」(アビス)

ホームページがまた癒されながらも、どこに連れていってくれるの?とトキメキます。

 

みなさんは、初めてのレストランを訪れるとき何を基準、あるいはきっかけなどは何ですか。

私は、雑誌で美味しそう♡と思っても、なかなか予約する、というところにいくのに時間がかかったりします。

友人と一緒に行く、クチコミが一番多いかもしれません。

今はInstagramなどで店の写真や簡単なクチコミを参考にはしますが、この「Abysse」のきっかけを与えてくれたのは、以前blogにも書きましたがOMEGAのラグジュアリーなパーティーでした。

海に潜れないからこそ深海に興味があり、そしてブルーという色そのものが好き。

青一つとっても、藍、群青、ターコイズ、エメラルド・・などたくさんの“青”があって昔から惹かれてしまう色。

この「Abysee」はそれを体感できるオーシャン・レストラン。

楽しみにしていたランチは大好きな某ブランドの方と松倉 HEBE DAIKANYAMA草野先生と3人で伺いました。

 

 

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場所が・・・。少し迷ってしまうところなのですが、昔そこの近所で働いていた私は思わず懐かしさがこみ上げてきました。

青山の中でも“南青山”という響きが心にそのまま浸透しているので、自分のサロンもそうなのですが、ここのエリアは特に

思い入れがあります。

草野先生と暑いね~~(9月上旬の晴天でした)といいながら探し当てた!←この表現が合ってるかも・笑

看板もわからない、ちょうど住宅街の角をくるりと入ると「Abysee」

さかなマークが可愛い♪

しかし、と、扉がびっくりするくらい重いの!!!

開けたら中は深海そのもの。細長い店内、目が暗闇に慣れるまもなく奥の個室に案内。

一番上の写真を見ていただければわかると思うのですが、ここも海を彷彿するブルーが効いたディッシュプレート、グラス。

あ、SUGAHARAのだ!とかいちいちお皿を確認したり~~

 

そもそもオーナーシェフ“目黒浩太郎氏”「Abesse」という店名について・・・、

深海のように静けさに満ちた空間で、海の幸の魅力を引き出した料理を提供したい」、「奥深い料理の世界を常に探求していきたい」という2つの想いから、この言葉を店名に選んだそうです。

“深海”と“奥深きもの”という意味を持ち合わせた店名。

 

 

ではではお料理を紹介しますね。下記はランチのフルコースです。

 

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斬新だなーーー!と思ったアミューズ。

◆Amuse 新銀杏のビシソワーズ スッポンのコンソメジュレ◆

新銀杏!?のビシソワーズなんて初めて飲みました。味はこの量足りません(笑)くらい美味しい♡

 

 

次に・・・。

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◆Entree 真タコ ボタンエビ ビーツ 本わさびのクリーム◆

これ最高です!!このビジュアルも相まって食べるだけでもしかして美しくなるんじゃないか、という錯覚さえ。
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◆Entree 北海道ムール貝のベニエ ほおずきのソース◆

ムール貝がふっくら、そしてほおずきの甘酸っぱいソースが絡み合ってとてもマッチしています。
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◆Soupe スープ ド ポワソン◆

濃厚な魚の旨みが溶け込んだスープはひと口含んだだけで、その奥深い丁寧な仕事がわかる。
このぽってりとした器もまた素敵ですね。
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◆Main    和歌山 真鯛 ピスタチオのソース シュプリームレタス◆

真鯛の火入れ加減が最高すぎて、あまりに美味しくって。。。
この写真をサロンの食通の御客様にお見せしたら、びっくり!!!!!!
皮から身へかけての何センチかの“火入れ”の色を見て、この目黒シェフがどこ出身かとわかってしまったのです。
私たちの業界でも、著名な方の特徴あるカットなどでは、よく○○さんのカット✂だよね!と当たる場合もあるのですが、
この焼き加減を見ただけで、しかもプロのシェフ側でもないのに・・・改めて尊敬です、O様。
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◆Dessert 長野パープルとダックワーズ バニラシート レアチーズのパウダー◆

息のむ、とはこういうこと。
この片側に計算されて寄せたレイアウトもすごいのですが、この長野パープルの透け感、白のパールのような敷き詰められたものは、なんとレアチーズ!!!!すくうとスーッと溶けて儚いの、とっても。
ドレスを纏ったようなファッション的なデザート。
私的にこのビジュアルはとっても大人を感じさせ、至福のプレートでした。
最後はコーヒーとこの驚きのラストプレート!
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アコヤ貝に見立てたお皿は中が黄金!1粒のパールはホワイトトリュフ。
思わず草野先生に持ってもらい傾けての撮影(笑)
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コーヒーカップまで深海なブルー。
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帰りににこやかな笑顔でお見送りしてくれた目黒浩太郎シェフ。
帰りの扉を開けて気づく、、、一筋の光が海底に差し込んでいるような感じがします。
忙しい大人に、暫しのトリップ。
南青山とは思えない、どこかの海の果てに連れて行ってもらったようなそんな物語を奏でるような
とっても贅沢な時間でした。。。
ごちそうさまでした!
サプライズが多い大人の美しくなるランチタイム、オール“魚介料理”のフレンチにこだわった目黒シェフの
意気込みなど、経緯はぜひこちらに詳しく書かれています→TOKYO CALENDAR 
では、またね★美香
 

 

 

Profile

mika
TOKYO
Owner of AMATA, beauty producer

ヘアサロン『アマータ』のオーナー。毛髪診断士。ヘアだけに留まらず、ビューティプロデューサーとして色々な角度から“美”の追及をしていきます。スーパーコアなライフスタイルや日々の発見など、独自のフィーリングでちょっと偏愛的に綴ります。

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