昨日行われた3.1 phillip lim の2013 SS メンズファッションショーにて、日本が大好きなフィリップの提案したのは、
“Nipo-Brasileiro sub-cultures” 。そう、日本がテーマの一つとなっていました。
Style.comでもすでにアップされていますの今回のショーですが、今回はちょっと裏側をご紹介します。
今回ショーが行われたのは16区にあります、パレドトーキョー。
ショーのスタートは9:30ですが、リハーサルなど直前ギリギリまで念入りに準備を整えます。
でも、フィリップをはじめ現場はとっても和みムード。会場もとても明るくて気持ちの良い場所です。
今回の日本人席はいったいどこ?と、今回のテーマに日本があることもあって、心配りも忘れないところがフィリップです。話をするたびに、本当に心の優しい人なんだな、と思います。だから私はここで働いている!と心から思えるデザイナーです。
メンズコレクションは、イケメンモデルのチェックも楽しい。リハーサルは必要以上にガン見している私。
バックステージも、なんだか和やかな雰囲気。朝のショーは、皆真剣ながらもゆったりしているので、
ちょっと私もコーヒーブレイク。コーヒー片手に屋上に出ると、目の前にエッフェル塔が。
リハーサルも終わり、いよいよ本番が近付いてきて、緊張感が漂ってきます。毎年2回発表されるコレクションで、もっとも緊張の瞬間です。皆がそれぞれの持ち場で、最高の力を発揮してそれが集結する瞬間は、何度体験しても気持ちが高揚し、背筋が伸びますそしてそれがたまらない。あ、本番の写真はさすがに私は撮影できませんので、私の分まで写真を撮りまくってくださいましたDie-co★さんのブログでご確認ください(そのうちアップされると思います)。
ショーが無事終了すると、今度はバックステージでフィリップの争奪戦が始まる。
ここはおばちゃん根性を発揮して、日本の取材クルーが少しでも早くインタビューができるようぐいぐい行きます。
(私の腕の見せ所はここではないが)今回はテーマに日本が入っているので日本のメディア取材ではいろいろお話がしたかったようです。
最高の笑顔を見せるフィリップとアジア人モデルたち。
見てください。このすがすがしい笑顔、私は本当に美しいと思います。
表面的なことや着飾ることではない、内面から滲み出ている美しさは、人間が本来持っているもの。
フィリップは、そんな人の内面の美しさを引き出す服を作っているのさ。ってサラっていうけどこの笑顔を見ると、
3.1 phillip limの服とは、まさにフィリップそのものだな。と思います。
「真剣な人は美しい!」と改めて感じたパリコレでした。