知られざるカナダ、トロントのアートスポット
カナダ、オンタリオ州の最大の都市トロントの魅力を、観光ガイドに載ってないアートな視点で超私的にお届け。
カナダはトロントに行ってきました。トロントと言えば、世界三大瀑布ナイアガラの滝観光が有名ですが、カナダのメルボルン(オーストラリアの)とも言われ、環境も人も優しく気持ちのいい街なんです。そして、かのお騒がせセレブ、ジャスティン・ビーバーや、ハリウッドきっての変人と言われるキアヌ・リーブスを輩出した街でもあります。今回、街全体で取り組むイベントがなかなかユニークだという新たな発見もありました。いわゆる王道のトロントの旅レポートは追ってご紹介するとして、まずは、アート視点で超私的にレポート。
旅先で必ず赴く、私の三大スポットは、美術館、動物園、水族館なのですが、今回は限られた時間の中で美術館のみ行ってきました。
まずは、オンタリオ・アートギャラリー。ラッキーなことに、なんと大好きなジョージア・オキーフ展をやってました。
フォトジェニックでインパクト大のフランク・O・ゲーリーによる建築が目印です。古くからの建物に増築したらしいですが、なかなかのミックスぶりです。
作品は撮影NGだったため、残念ながらお見せできませんが、花、大地、空、骨、そして今まで知らなかったNYマンハッタンの絵など、とにかく素晴らしく最高でした。
お隣のアートスクールの建物も個性的です。
Art Gallery of Ontario,AGO
住所/317 Dundas Street West,Toronto,Ontario,Canada
URL/https://ago.ca/
これまた、たまたまなのですが、カナディアンアーティストをフィーチャーしたアートフォトイベント「Scotiabank Contact Photography Festival」を開催していて、ギャラリー、路上など街の至るところに作品が展示されていました。
そこで、遭遇したのが、発売中のヌメロ・トウキョウ7・8月合併号のカバーを飾る、モデルでアーティストのペトラ・コリンズの個展! ついてます。本誌インタビューにも掲載されてますが、彼女はトロント生まれで、故郷での初個展とのこと。
ギャラリーのすぐ隣の建物の壁をジャック。右側はペトラ本人。
Petra Collins「Pacifier」
会場/Contact Gallery
住所/80 Spadina Ave, Ste 205,Toronto, Ontario, Canada
URL/http://scotiabankcontactphoto.com/2017/primary-exhibition/contact-gallery-pacifier
他にも、さまざまな場所でアートフォトに出会いました。
路上で。
1889年に建てられたトロントでもっとも古くから続く歴史あるホテル「Gradstone Hotel」の会場にて。
Gradstone Hotel
住所/1214 Queen St W,Toronto,Ontario,Canada
URL/http://www.gladstonehotel.com/
ユニークな博物館のイベントに大盛り上がり