斎藤工×若木信吾のフォトセッションの舞台裏 | Numero TOKYO
Culture / Editor's Post

斎藤工×若木信吾のフォトセッションの舞台裏

発売中の「ヌメロ・トウキョウ(Numero TOKYO)」2018年4月号にて掲載している、クリエイター斎藤工にフォーカスしたポーレート撮影時の貴重なオフショット!

初の長編監督映画『blank13』で上海国際映画祭でアジア新人監督部門、最優秀監督賞を受賞をはじめ、すでに6つの賞を受賞し、国内外で高く評価され、俳優だけでなく、監督としても実力を発揮している斎藤工が本誌の最新号に登場!

映画オタクであり、クリエイターである彼の、等身大の姿をとらえたのは、同じく写真家であり、映画監督でもある、若木信吾(『星影のワルツ』やよしもとばななの小説の映画化『白河夜船』などの作品を発表しています)。やはり、斎藤さんは若木さんの監督作もご覧になっていたとのこと、さすがシネフィルです。そんなクリエイティブな男同士のセッションの舞台裏をちらりとお見せします。


インタビューでは、『blank13』にまつわるエピソードから、監督としての気配り、進行中のプロジェクト、畳がテーマのホラー⁉︎の話題まで、映画の話は、何時間、何日間あってもつきることがなそうです。彼の映画愛を目の当たりにしました。

ネタバレになりますが、『blank13』で特筆すべきは、個人的には葬儀シーン。キャストを見ると、ミュージシャンからお笑い芸人、ものまねタレント、現代美術家まで、斎藤工さんの幅広〜い交友関係が垣間見れる気がします。

その延長線のように思える、お笑い芸人を目指すというドキュメンタリードラマ『MASKMEN』では、『blank13』にも出演している野性爆弾くっきープロデュースの謎の新人覆面芸人、人印(ピットインと読む笑)を演じてます。どこまで本気でどこまで演技なのか、境界線がわかりません。

雑居ビルの屋上での撮影。『blank13』の病院の屋上シーンをなんだか連想するのは私だけでしょうか?完璧に映画の影響を受けてます。衣装は、普段から着ているというヨウジヤマモト(Yohji Yamamoto)のゆったりなシャツとパンツをチョイス。

ぜひインタビューをじっくり読んでいただきたい! 話す言葉も、選ぶ比喩も、独特のセンスを感じます。この色気のあるイケメンマスクにして、驚くべき振り幅の広さ、引き出しの多さ、いろんなギャップが斎藤工さんの魅力だと実感。

若木さんとの真剣勝負の撮影はどんどん進み、気づくと3回衣装をチェンジして、あっという間にハイ終了〜っ!最後は、初顔合わせを記念して、堅く握手を交わす二人でした!

こうして完成したとっておきの斎藤工の写真とインタビューは、本誌をチェックしてみてください。

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Profile

佐々木真純Masumi Sasaki フィーチャー・ディレクター/ウェブ・コンテンツディレクター。大学在学中から編集プロダクションにて雑誌などに携わる。『流行通信』編集部に在籍した後、創刊メンバーとして『Numero TOKYO』に参加。ファッション、アート、音楽、映画、サブカルなど幅広いコンテンツを手がける何でも屋。操上和美が撮影する「男の利き手」や「東信のフラワーアート」の担当編集。ここ数年の趣味は山登りで、得意芸の“カラオケ”は編集部名物。自宅エクササイズ器具に目がない(なんならコレクター)。

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