Culture / Editor's Post

オンラインで学べる!「unisteps」エシカルファッション講座に入門

ヌメロ・トウキョウではここ最近、ファッション産業が地球に及ぼす影響を鑑み、サステナビリティについて積極的に発信しています。私も例にもれず担当する機会が多かったのですが、とても難しい! SDGsなんて項目もたくさんで、何が正しくて何が間違っているのやら、そもそもどこから勉強すればいいのやら。2020年3月号「明日から1つでも! 地球のためにできること」、7・8月合併号「未来のためにできること」では、識者の方々にわかりやすく噛み砕いて教えていただきました。

そのうちの一人が、モデルでエシカルファッションプランナーの鎌田安里紗さん。環境や動物、人に配慮した”エシカル”なファッションについての情報発信、フェアトレード製品の企画のほか、リトルライフラボ(LITTLE LIFE LAB)というコミュニティを主催し、研究やスタディツアーなどを行っています。鎌田さんは今年新たに、エシカルファッションを学ぶことのできるオンライン講座やコミュニティを提供する、一般社団法人ユニステップス(unisteps)を仲間とともに立ち上げました。

エシカルファッション講座 BASICに挑戦!

特集のためにエシカル、サステナブルな取り組みについていろいろ調べてはいたものの、断片的で、まだまだ全体が見渡せていなかった私。包括的に勉強したいと思っていたので、これ幸いと早速そのオンライン講座「エシカルファッション講座 BASIC(¥5,000/全5回)」を受講してみることに。

講座は全5回で、各回で学べるのは以下の通り。教材はビデオで、鎌田さんがスライドを使ってわかりやすく説明します。

1. ファッション産業の基本構造
ファッション産業の基本構造を概観し、産業が抱える10の課題と、それに対する10のエシカルなアクションについて学びます。

2. 素材
基本的な繊維分類と、繊維について自分なりの考えを持つための視点を学びます。具体的にはオーガニックコットンや再生繊維を取り上げます。

3. 製造プロセス
染色や漂白などの加工、輸送など、製造工程における課題とそれに対するソリューションについて学びます。

4. 認証
認証システムについての概説と主要な認証マークの紹介を行います。認証システムのメリットとともにデメリットについても考えます。

5. アフターインパクト
消費や支出額のデータをもとに消費のあり方の変化について概観し、購入のあり方について検討します。また洗濯を始めとするケアの方法や、生分解性の視点をもとに廃棄についても考えます。

第1回で概論を伝えてから各回で細かく掘り下げるなど、構成が整理されていてわかりやすい! また、トピックスについて多面的に解説してくれるのがとてもいいです。例えば「コットンは化学繊維より地球に優しいのか?」という疑問も、エネルギー使用量の観点に立つのと、水の使用量の観点に立つのでは答えが違います。いろいろな立場に立って包括的に考え、何がベターかを教えてくれます。そして、何がベターかの答えはひとつではなく、常に考え続けねばならない、ということも。

講座を修了するとテストで理解度を図ることができます。私は13点中8点…。ガーン。まだまだ理解は足りないようです。何回受けてもOKだそうなので、復習して再チャレンジします!

結果はともあれ、全5回の講座とテストを修了すると上記のような修了証を発行してもらえます。嬉しい〜。

第1回目の受講生募集期間は7月29日(水)まで。これからのファッションの未来を考える方には、必修科目。ぜひトライしてみてください。

unisteps
ユニステップス
URL/unisteps.stores.jp

Profile

金原毬子Mariko Kimbara アシスタント・エディター。大学時代『ELLE girl』のインターンや、大学の授業での雑誌制作を経験し、エディターを志す。タワーレコード渋谷店でバイトに明け暮れた3年間はカルチャー好きを加速。卒業後は扶桑社に入社し、営業職で書店から書籍・雑誌販売の愛と厳しさを学ぶ。憧れの『Numéro TOKYO』編集部に異動し、一日も早く一人前のエディターになるべく目下勉強中。好きなバンドはハイム。

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