渋谷の新ホテル「sequence MIYASHITA PARK」の魅力をたっぷりご紹介します
立体都市型公園としてリニューアルした「MIYASHITA PARK」にホテル「sequence MIYASHITA PARK(シークエンス ミヤシタパーク)」がオープン。早速お邪魔すると、シークエンスが掲げているコンセプト「やさしいつながり」を感じることができました。その魅力をたっぷりお伝えします!
渋谷区立宮下公園の芝生ひろばを抜けると、開放的なカフェスタンド「VALLEY PARK STAND(ヴァリーパークスタンド)」が。ここはピタサンドやコーヒー、ビールやカクテルなどを提供する誰でも利用できるカフェで、シークエンスのロビーラウンジカフェでもあります。渋谷に集まる人々や旅行者が、ワンハードフードを片手に芝生やロビーなどで気軽にコミュニンーションできる場になっています。 カフェの奥には緑溢れたレセプションスペースがあります。空間植栽を手がけたのは「叢 (くさむら)」。全体で見ると洗練された印象ですが、一つ一つの植物は見たことないようなユニークなものばかりでとてもおもしろかったです。
チェックインはタブレットを使い、顔認証システム、キャッシュレス決済でスマートに。チェックアウトはお部屋のタブレットでできます。ちなみにこのホテル、17時チェックイン&14時チェックアウトなのも大きなポイント。ゆったり滞在できるのが嬉しいですね。
客室やロビーなど、至るところに注目のアーティストによる作品があり、さながら美術館のよう。こちらは牛島光太郎さんによる「組み合わせの方法」。ファンタスティック!
客室のデザインを手がけたのは「Puddle(パドル)」の加藤匡毅氏。シンプルながら質の高い家具や備品を配し、洗練された空間に。どの部屋も窓がいっぱいに大きくて、渋谷の街が一望できます。
こちらはスイートルーム。広々としたリビングダイニングにはミニキッチンも付いており、ちょっとしたパーティなんかもできちゃいます。窓からは国立競技場、代々木競技場も見えました!
シークエンスの最上階のためだけに、パドルが特別作った真空管アンプ。流れているのは「SOUND CoUTURE(サウンドクチュール)」の大河内康晴氏がデザインした空間音楽。日照時間や人の動きにあわせてBPMを変えた、寄り添うような音。電車の音、鳥の鳴き声、人のざわめきなど、渋谷の街でフィールドレコ―ディングした音も入っているのだとか。SOUND CoUTUREは、4階ロビーの空間サウンドも演出しています。
スイートルームのお風呂はこんな感じ。カーテンを開けっぱなしにすれば、渋谷の夜景を一望しながら入浴できます。
最大6つまでベッドがあるバンクルームもあり、家族や友達との宿泊も可能。お支払いは人数単位ではなく部屋単位なので、一人あたり単価はお安くなるのも嬉しいポイント。
5階のレストラン、Dōngxī(ドンシー)は、シルクロードがつなぐ「東と西のあいだ」に位置するアジアの国々からインスピレーションを受けたアジア料理や、グローバルな料理を日本ローカルの素材で表現した「グローカル」な料理が味わえます。朝食はここで12時まで食べることができ、夜にはお酒とともに料理を楽しめるカジュアルな「酒場」に。
夜メニューの一部をちゃっかり試食させていただいたのですが、どれもとっても美味しかった! 左上から時計回りに「農園ディップ (東)自家製豆板醤&(西)黒豆フムス」「東西的羊肉豆腐」、サービスで添えてくださったパクチーとライム、「鶏団子とビーツのフォー」「謎肉ミンチ串焼き パイナップルイワシソース」。
いちばん美味しかったのはユニークなネーミングの「謎肉ミンチ串焼き」。時々によって違う種類のミンチ肉が大葉に巻かれていて、実際は4つ団子状に串に刺さって提供されます。今回は羊肉でした。ジューシーなお肉は食べごたえがありながらも、フルーティーなパイナップルソース、大葉、スパイスが効いていてさっぱり。いくらでも食べられそうです。「東西的羊肉豆腐」は見た目は麻婆豆腐、味はラム肉のトマト煮込みなのですが、クミンシードの清涼感のある香りが効いていてとても好みでした。価格もリーズナブルで、常連になりそう。
最上階のルーフトップバーなど、これから公開になる新しいエリアもまだまだあるそうです。魅力に溢れたsequence MIYASHITA PARK。旅行の際はもちろんですが、都内にお住まいの方も、アートに溢れたホテルでの滞在や、美味しい料理を楽しみに訪れてみては。
sequence MIYASHITA PARK
シークエンス ミヤシタパーク
住所/東京都渋谷区神宮前6-20-10 MIYASHITA PARK North
TEL/03-5468-6131
URL/www.sequencehotels.com/miyashita-park