2015-2016年秋冬のトレンドは? JUJUが挑戦する3つのテーマ(前編)/ JUJU’s closet vol.52 | Numero TOKYO - Part 2
Fashion / JUJU's Closet

2015-2016年秋冬のトレンドは? JUJUが挑戦する3つのテーマ(前編)/ JUJU’s closet vol.52

Numero.jpでしか読めないモードな連載『JUJU’s クローゼット』。最旬アイテムをJUJUが着こなす撮影に先だって、今回から3回にわたり、秋冬のファッショントレンドについて小誌編集長・田中杏子とJUJUがトークします。初回のテーマは「Dramatic」。映画監督、ウェス・アンダーソンの世界観に影響されたかのようなルックが多くみられるこの秋冬。2人の映画談議にも花が咲きました。(前編)
A「今回、ウェスとも親交の深いクリエイターの野村訓市さんに監修に入っていただいて話を聞いていると、すごく面白いの。ディテールに徹底的にこだわっていて、男子のスーツの丈は絶対くるぶしの何センチ上だとかいう黄金比があったり、ニット帽はイタリアにある修道院の修道女が手編みしたものでないとだめだとか。色も水色、カーキ、グリーン、オレンジ、ピンク、赤、紫など決まった色を使っていて、この色には絶対にこの色を合わせるというルールまであったり」
J「すごい! そこまでこだわっているからこそ、あの世界観が生まれるんですね」
A「ヌメロのファッションページでも、彼の映画の世界観を再現すべく頑張っているんだけど、当然そこまでのこだわりに合わせるのはなかなか大変で。苦労しました(笑)」
J「見るのが楽しみです!」
A「まあ、ウェスの世界に黒がないとはいえ、秋冬を全体的に見れば黒い服もたくさんあるんですけどね。ところで、JUJUさんは好きな映画ってある? 最近見たなかでおすすめのものがあったら教えて」
J「『シェフ 三ツ星フードトラック始めました』という映画がすごく面白かったです。見終わったあと久しぶりに、ああ、いい映画だったなと思いました」
A「ああ、お父さんが男の子とフードトラックに乗る話?」
J「そうです。冒頭の料理のシーンからすごく惹きつけられて。コメディの要素がありながらもラストは感動するし、出演している俳優たちも素晴らしくて、すべてに関して“おいしい”映画でした」
A「そうなんだ。何度か海外出張に行く飛行機の中で見ようか迷ったんだけど。そう言われると、俄然見たくなっちゃった」
【映画でも音楽は大事!】

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