ファッションに愛されたアーティスト、Sokoにインタビュー
フランス出身のアーティスト、Soko(ソーコ)。作詞作曲、演技、映像ディレクションなどクリエイティビティあふれる“表現”を続ける彼女。ファッションシーンからもラブコールが絶えず、新世代のファッションアイコンとしても注目を集めるSokoにインタビュー。LAで撮り下ろしたビジュアルとともにお届け。(「ヌメロ・トウキョウ(Numero TOKYO)」2017年4月号掲載)
──演技と音楽はどのように両立されているんですか?
「私はどちらかに専念することしかできないんです。音楽をやっていると台本も読めない。映画をやっているときは、実際すべての楽器を倉庫に入れて強制的に音楽を作らないようにしています。私にとって作詞作曲は自分のことを理解する上で欠かせないので、書くのをやめると感情が減少しキャラクターにとてもなりやすくなるんです」
──いまは音楽制作の期間?
「新しいアルバム制作の真っ只中。それ以外の事は何も考えられないです! ちょうど2年ぶりの新曲『sweet sound of ignorance』のMVを撮ったばかり」
──新しいアルバムはどのような作品ですか?
「制作に没頭して客観的に見られないから答えるのが難しいのだけど…とてもパーソナルでエモーショナル。歌詞は、ちょっと反社会的な部分もあるかもしれません。あとは過去の失恋から立ち直ろうとしている女性についてなど。チェアリフトのパトリック・ウィンバリーがプロデュースしてくれてMGMTのジェームス・リチャードソンなどもプレイしてくれています」
Photos : Janell Shirtcliff
Fashion Editor : Nao Koyabu
Edit : Yukino Takakura