カルヴェンの若きデザイナーアドリアン・カヨド&アレクシス・マーシャルに直撃 | Numero TOKYO
Interview / Post

カルヴェンの若きデザイナー
アドリアン・カヨド&アレクシス・マーシャルに直撃

「カルヴェン(CARVEN)」アーティスティック・ディレクターを務める注目の若手デュオ、アドリアン・カヨドとアレクシス・マーシャルにインタビュー。

2015年AWから「カルヴェン」のアーティスティック・ディレクターを務めるアドリアン・カヨドとデュオ、アレクシス・マーシャル。東京・表参道にあるフラッグシップショップ3周年を記念したイベントのためやってきた彼らが、ここ東京で受けた様々な刺激についてたっぷり語ってくれた。そして若手デュオが指し示すブランドの新たな方向性とは? 東京で繰り広げたワンダーランド ──表参道店3周年おめでとうございます。IDOLでの3周年記念イベントも大盛況でした。今回かなりセットにもこだわったそうですね。 アドリアン・カヨド(以下AC)「そうなんだ。今回のイベントは、2016年SSコレクションのプレゼンテーションの場であり、新しい「カルヴェン」というブランドの姿を見せる場と位置付けていたんだ。エキシビションエリアでは、僕たちのインスピレーション源となった本や写真などを展示したのもそういう背景があったから」 アレクシス・マーシャル(以下AM)「それからコレクションが作られるまでのプロセスもね。シルエットを構築していく過程やプリントができるまでの過程など、僕たちが服を作っていく様子をストーリーとして伝えたかったんだ」 AC「そして何より重要だったのはみんなに楽しんでもらうこと! アミューズメントボックスと言ったらいいかな?」
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AM「東京には何度も訪れているけれど、ここで見たポップなおもちゃや人形なんかをたくさん盛り込んで、僕たちが考える東京のプレイフルな側面を表したんだ。UFOキャッチャーなんかも用意したしね」 AC「とにかく遊んで楽しめる場を提供することで、僕たちが作る新しい「カルヴェン」がプレイフルなブランドだということを知ってもらいたかった。僕たちはもっともっと現代の女性が持っているような強いエネルギーをブランドに注入したいと思っているんだ」

Interview&Text:Etsuko Soeda
Edit:Yukiko Shinmura

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