People / Interview

英国発オールセインツ
東京ストリートに上陸!

イギリス発のブランド、オールセインツ(ALLSAINTS)が2016年、日本上陸。来日したチーフ・クリエイティブディレクター、ウィル・ビードルにインタビュー。

アティテュードをブランドを通して表現したい

──今回のプレゼンテーションではドキュメンタリーフィルムの上映とTHE BIKER PORTRAITSという写真展も開催されましたね

「フィルムとポートレートの撮影を通して、オールセインツのスピリットを表現したかった。THE BIKER PORTRAITSはこれまでパリ、ブルックリン、ベルリン、ベニスビーチで撮影を重ねてきたプロジェクトで、東京で撮影したものを新たに加えたんだ。バイカージャケットを着るか着ないかは自由で、思い思いの姿でカメラの前に立ってもらった。このプロジェクトは広告じゃないからね。その人の素の姿を撮りたかったんだ。そういう意味で、日本人のモデルたちはサンプルを渡すと見事に自分たちらしい着こなしをしてくれた」

──あらためてオールセインツというブランドのアイデンティティとは?

「僕たちはイーストロンドンのカルチャーをバックグラウンドに持っている。人々はみな個性的で、自己を表現するための独自のスタイルを持っている。僕たちはワードローブという材料を提供しているだけ。手持ちの服と自由に組み合わせて、自分らしさを表現してもらえればいいと思っている。プロダクトだけでなく、ショップの内装や、ウェブサイトで発信するコンテンツなど、すべてインハウスで自分たちが作り上げてきたものだ。個性的であること、自分自身のスタイルに自信を持つこと、そういうアティテュードをブランドが作り出すすべてを通して表現したい」

──これまでに世界15カ国でショップを展開し、アジアでは台湾、韓国に続き日本は3カ国目です。グローバルブランドへと成長を遂げてきたカギとは何でしょうか?

「プロダクトやヴィジュアル、PRなどを含め、クリアなブランドイメージを伝えることができていると思う。メンズ、レディスともに充実したラインナップを揃えていることも強みだ。韓国や台湾でも、期待値以上の好反応を得ている」

Interview & Text:Etsuko Soeda

Profile

ウィル・ビードル(Wil Beedle)ロンドン生まれ。ケンブリッジ大学で文学を学んだ後、パリに移住しアーティストとして活動。ペインティングやコラージュ作品などを手がけてきた。2006年からオールセインツのメンズディレクターを務め、12年チーフ・クリエイティブディレクターに就任。メンズ、レディスに加えバッグライン、さらにヴィジュアルコミュニケーションのディレクションなどを行っている。

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