ナチュラル系カゴバッグに飽きた時の新顔メッシュトート3選 | Numero TOKYO
Fashion / Editor's Post

ナチュラル系カゴバッグに飽きた時の新顔メッシュトート3選

ムシムシな梅雨の合間に訪れる、いきなりの真夏日。マスクも装着するため、もうすっかり完全なる夏服でないと過ごせない状況に。何ヶ月もステイホームを余儀なくされたせいで、春先に買った長袖のワンピースはとうとう出番がありませんでした。残念。


そんな夏服の相棒として、定番人気を誇るのはラフィアやラタンを使ったナチュラル素材のカゴバッグです。あれはあれで夏が来た感満載なのですが、今年はなんだか少し浮気したい気分。その発端はNumeroTOKYO7・8月号でご紹介した、このプラダの太ロープのメッシュバッグでした。 例えばシンプルなTシャツスタイルでも、ナチュラルカゴとはひと味違うモダンな表情を添えてくれそう。薄くてかさばらないライトな存在感も魅力です。ひと口にメッシュトートといっても色や素材でかなり印象が変わるので、今回はタイプ別におすすめ3点をご紹介します。


1.コンテンポラリーなブラック



華奢なブラックレザーのメッシュが洗練された印象のバッグは、イタリアのアニタ ビラルディのもの。数年前、同じようにショルダータイプの薄型のムートンバッグで大人気となったブランドですが、この夏はこのメッシュタイプが登場。メッシュだとブラックでも重く見えないのがいいですね。あと夏の黒っておしゃれです。

(H40 × W30)¥40,500 / Anita Bilardi(CPR トウキョウ)

(H40 × W30)¥40,500 / Anita Bilardi(CPR トウキョウ)


2.ポップ&キッシュなピンク

一転、目にも鮮やかなフューシャピンクのポリエステルロープのメッシュバッグは、MSGMから。セットされたトランスペアレントなビニールバッグもロゴ入りで、クリエイティブディレクターのマッシモらしいストリート感が漂います。

(H28.5 × W31.5 × D4)¥25,000 / MSGM(アオイ)
(H28.5 × W31.5 × D4)¥25,000 / MSGM(アオイ)

3.クリーンでエレガントなホワイト

夏に何かと便利なのは白メッシュ。こちらはトスカーナで1975年からメイドインイタリーを貫くブランド、アロンのもの。ワンショルダーのミニマムなデザインが、エレガントな雰囲気です。ハンドルとトリミング、そしてポーチはレザー、メッシュはコットンポリエステルで軽いのも嬉しい!

(H35 × W33.5)¥22,500 / Arron(CPR トウキョウ)

(H35 × W33.5)¥22,500 / Arron(CPR トウキョウ)


夏バッグのワードローブに、今年はメッシュバッグをぜひ1点。
カチッとしてない、なんだったら畳んでも持てる、そういうフレキシブルな感じも今の気分に合うのかもしれません。

CPR トウキョウ

TEL/03-6438-0178



アオイ

TEL/03-3239-0341

Profile

古泉洋子Hiroko Koizumi コントリビューティング・シニア・ファッション・エディター。『Harper's BAZAAR』『ELLE Japon』などのモード誌から女性誌、富裕層向け雑誌まで幅広い媒体での編集経験を持つ。『NumeroTOKYO』には2017年秋よりファッション・エディトリアル・ディレクターとして参加した後、2020年4月からフリーランスとしての個人発信を強め、本誌ではファッションを読み解く連載「読むモード」を寄稿。広告のファッションヴィジュアルのディレクションも行う。著書に『この服でもう一度輝く』(講談社)など。イタリアと育った街、金沢をこよなく愛する。
Instagram: @hiroko_giovanna_koizumi

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