Food / Feature

最強のメン食い! いま東京でアツい麺屋3選

食通のゲストセレクターを迎え、いま注目の“食の世界”をおすすめのレストランとともに紹介するフード連載。Vol.13は、コラムニストとして活躍するフェルディナント・ヤマグチが究極の麺処をピックアップ。(『ヌメロ・トウキョウ(Numero TOKYO)』2019年11月号掲載)

最高の牛肉素材を磨き込んで使った、究極のラーメン(¥10,000 )、この1杯に合わせたベストスパークリングワインと共に。/WM BY WAGYUMAFIA
最高の牛肉素材を磨き込んで使った、究極のラーメン(¥10,000 )、この1杯に合わせたベストスパークリングワインと共に。/WM BY WAGYUMAFIA

究極を求める、メン食いなる者

私、フェルディナント・ヤマグチと申す若輩者です。お堅い企業に勤務するリーマン稼業で世間の目を凌ぐ一方、覆面コラムニストとして複数のメディアに寄稿しております。仕事の関係で海外出張が多く、また外食をする機会も非常に多くございますので、食に関しては世の中の半歩ほど先を歩いているものと自負しております。

本業バレを防ぐため、メディアに登場する際は常に覆面で顔を隠し行動する私がここで“メンクイ”を云々するのも妙な話ですが、めでたい改元にメンじてご容赦いただければ幸いかと。

今回ご紹介した3店。いずれも「いま」の東京を知る上で絶対に外すことのできない“先頭集団”ばかり。とはいえいずれも世間の風潮に安易に流されず、独自の価値観を展開する気合があるので、所謂インスタ系の方が麺も啜らず我が物顔で撮影するような安い雰囲気とは無縁で、純粋に“食”を楽しむことが出来るのです。

「WAGYUJIRO」に関しては、今のところ完全招待制で、パンピーが潜り込む余地はありませんが、なに、『Numéro TOKYO』の読者であれば、簡単に道筋がつきましょう。あらゆるコネを辿ってでも、食べる価値がある逸品。次回が待ち遠しい。

神戸牛のウデ肉を煮込んだ極上チャーシュー。濃厚な肉汁は他では決して味わえない。
神戸牛のウデ肉を煮込んだ極上チャーシュー。濃厚な肉汁は他では決して味わえない。

WAGYUJIRO BY MASHI NO MASHI

神戸牛、尾崎牛の牛骨を贅沢に使い丁寧に炊いた和牛100%の牛骨スープ。神戸牛のウデ肉を贅沢に煮込んだ極上チャーシュー。コストを度外視した贅沢極まりない究極のラーメンがWAGYUJIRO。ともかく旨い。

厨房からお客さまへ、“最高の一杯”を目と目を合わせて手渡しで。
厨房からお客さまへ、“最高の一杯”を目と目を合わせて手渡しで。

と、散々推しておいてアレですが、現在WAGYUJIROは完全紹介制の月1ポップアップイベントでしか食べられないエクスクルーシブなラーメン。どうしても召し上がりたい方は友人のツテを辿るか、つけ麺ならば誰でも食べられる、香港の系列店「MASHI NO MASHI」へ!

イケメンが腕を振るうライブ感あふれる店内。
イケメンが腕を振るうライブ感あふれる店内。

WM BY WAGYUMAFIA
住所・電話番号非公開
※現在月1回のポップアップイベントとして開催中

そば粉と葛粉を使ったコシのある冷麺に、半分凍ったみぞれ状の牛骨スープが絡む「葛冷麺」(¥1,200)。コクのあるスープに、きゅうりと大根のピクルスがアクセント。
そば粉と葛粉を使ったコシのある冷麺に、半分凍ったみぞれ状の牛骨スープが絡む「葛冷麺」(¥1,200)。コクのあるスープに、きゅうりと大根のピクルスがアクセント。

焼肉 冷麺 ユッチャン。

ハワイで人気の「ユチャン コリアン レストラン」が、今年1月、六本木に日本1号店をオープン。ハワイでファンになった人はもちろん、その噂を聞きつけた人ですでに話題のお店に。ハワイではプルコギやチヂミといただく名物の葛冷麺は、日本では厳選された和牛の焼き肉と一緒に楽しむことができる。コシのある冷麺と、みぞれ状に凍ったスープの組み合わせは麺好きなら体験する価値あり。

くつろげる大人の和空間。
くつろげる大人の和空間。

住所/東京都港区六本木7-17-24 eisu.bldg
TEL/03-6459-2969
営業時間/17:00〜23:00(L.O.)
URL/yuchuntokyo.com

香り豊かな「粗挽きせいろ」(¥1,000)。鰹ベースの蕎麦つゆにくぐらせても蕎麦の味がしっかり。
香り豊かな「粗挽きせいろ」(¥1,000)。鰹ベースの蕎麦つゆにくぐらせても蕎麦の味がしっかり。

玉笑

渋谷・穏田神社の目の前にある蕎麦屋「玉笑」。ミシュラン1ツ星も獲得する名店で、自慢は手刈りと天日干しをした常陸秋蕎麦を手打ちした自家製粉。「お昼時に提供する蕎麦はその日の朝に、夜の分は夕方に仕込みます」(店主の浦川雅弘さん)。冷・温合わせて13種類の蕎麦がある中でも蕎麦そのものの味を味わうなら潔く「粗挽きせいろ」。「板わさ」(¥900)をアテに冷酒などを嗜んでから蕎麦をささっと…が粋。

テーブル席のほかカウンター席もあり、いろいろなシーンで通えそう。
テーブル席のほかカウンター席もあり、いろいろなシーンで通えそう。

住所/東京都渋谷区神宮前5-23-3
TEL/03-5485-0025(予約受付は平日15:00〜18:30)。
営業時間/火〜金 11:30〜15:00、18:30〜21:00、土 11:30〜20:00、日 11:30〜17:00(L.O.は閉店30分前、蕎麦がなくなり次第終了)
定休日/月、ほか不定休。
※2019年11月開店の「渋谷スクランブルスクエア」内には分店「半笑」もオープン。

Photo : Aya Kawachi, Kouki Hayashi(玉笑) Text : Ferdinand Yamaguchi(WAGYUJIRO), Miho Matsuda(焼肉 冷麺 ユッチャン), Nao Kadokami(玉笑) Edit : Yuuka Shiomi

Profile

フェルディナント・ヤマグチFerdinand Yamaguchi ビジネスマンとして世界中を駆け巡る傍ら、コラムニストとしても活躍中。本業バレを防ぐため、メディアに登場する際は常に覆面姿で活動している。

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