あたらしいアフタヌーンティー | Numero TOKYO
Life / Feature

あたらしいアフタヌーンティー

日常のひとときを特別な時間にするアフタヌーンティーをモダンにアップデートしてみたい。菓子研究家・長田佳子による“感じのいい”お菓子と、ウェッジウッドの器の幸せな邂逅がここに。WEB限定でレシピも公開!(『Numero TOKYO(ヌメロ・トウキョウ)』2019年11月号掲載)

プレート 直径27cm ¥11,000 プレート 直径18cm ¥8,000 ティーカップ&ソーサー ¥11,000 スモールティーポット ¥18,000 テーブルナイフ ¥1,800 テーブルフォーク ¥1,300/すべてWedgwood(ウェッジウッド)
プレート 直径27cm ¥11,000 プレート 直径18cm ¥8,000 ティーカップ&ソーサー ¥11,000 スモールティーポット ¥18,000 テーブルナイフ ¥1,800 テーブルフォーク ¥1,300/すべてWedgwood(ウェッジウッド)

田園風景に想いを馳せて

いかにもイギリスらしい狩人と猟犬の風景を描いた、遊び心たっぷりの「ハンティング シーン」。エディブルフラワーを飾った真っ白なケーキが、ぐるぐるとサークル状になった絵柄を引き立て、ティータイムのおしゃべりも弾む。

プレート 直径20cm 各¥20,000 (右)カップ&ソーサー「リー」 ¥25,000 (左)ティーカップ&ソーサー「ピオニー」 ¥28,000 クリーム&シュガー ¥50,000(すべて裏面に特別仕様のスタンプ付き)/Wedgwood(ウェッジウッド)
プレート 直径20cm 各¥20,000 (右)カップ&ソーサー「リー」 ¥25,000 (左)ティーカップ&ソーサー「ピオニー」 ¥28,000 クリーム&シュガー ¥50,000(すべて裏面に特別仕様のスタンプ付き)/Wedgwood(ウェッジウッド)

モダン&シックなきらめき

ギリシャ神話に登場するグリフィンを用いたデザインで、ただならぬ品格を醸し出す「コロンビア ゴールド」。ウェッジウッド創業260周年を記念して限定発売中のコレクションには、パンデピス、ロシアンクッキーといった伝統的なお菓子がよく似合う。スパイスを効かせた焼き菓子とパンプキンジャムが秋の香りを運んでくる。

パンプキンジャム(作りやすい量)

【材料】
かぼちゃ小 1個(正味300g)
きび砂糖 15〜20g ※かぼちゃの甘さにより調節
水 150ml
はちみつ 20g
レモン 5~10ml

【作り方】
1.かぼちゃの皮と種をとり1/2にしたら煮えやすいように5mlにスライスする
2.鍋にかぼちゃと水ときび砂糖を入れ弱火で煮、かぼちゃが煮崩れてきたら木べらでつぶしながら15分煮る。
3.全体が煮えたらミキサーにかけ滑らかにし、蜂蜜とレモンを加える。

パンデピス 6×21×5.5cmのパウンド型1台分

【材料】
全粒粉 70g
米粉 10g
アーモンドパウダー 10g
重曹 2g
シナモンパウダー 2g
カルダモンパウダー 1g
ジンジャーパウダー 1g
ナツメグ ホール適量削る
牛乳 35ml
全卵 1/2個
はちみつ 80g

バタークリーム

【材料】
バター10g
ホワイトチョコレート10g

【作り方】
1.ボウルに全粒粉、米粉、アーモンドパウダー、重曹、スパイス類をいれ泡立て器で軽く混ぜる
2.別のボウルに牛乳と全卵、はちみつを入れて1に加え、泡立て器でじっくりと混ぜる
3.型に流し入れて150度のオーブンで35分を目安に焼き、表面の焼き色を見ながら天板の前後を入れ替える
4.焼きあがったら型をトンと台にうちつけてすぐに型からはずし、ケーキクーラーにのせて冷ます
5.バタークリームをつくる。ボウルに柔らかくしたバターを入れて泡立て器でよく混ぜ、湯煎で溶かしたチョコレートを加えさらに混ぜてなじませる

商品のお問い合わせ/ウェッジウッド
Tel/03-6380-8159
www.wedgwood.jp

Photos:Yayoi Arimoto Pastries Making:Kako Osada Edit & Text:Chiho Inoue

Profile

長田佳子Kako Osada 菓子研究家。老舗フランス料理店やオーガニックレストランを経て2015年より独立。「foodremedies(フードレメディ)」の屋号のもとに活動中。心と体に寄り添う、素材を厳選したお菓子づくりに定評がある。著書に『foodremediesのお菓子』、『全粒粉が香る軽やかなお菓子』など。

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