ファッションストーリー「カラーパレットが生むファッションエナジー」
ザ・バルドス(The Bardos)による、2021年プレスプリングコレクションの赤、白、黒の3色を基調にしたストーリー。全体の絶妙な配色バランスとポージングで、自粛期間中に制作したデザイナーたちの力強いメッセージを引き出してくれた。( 『ヌメロ・トウキョウ(Numero TOKYO)』2021年1・2月合併号掲載)
Fashion story: the labyrinth of tricolor
![ドレス 参考商品/Celine by Hedi Slimane(セリーヌ ジャパン 03-5414-1401)](https://numero.jp/wp-content/uploads/2020/12/143_mode-01.jpg)
ワンショルダーのモノクロドレス
シックな印象のブラック×ホワイトのフローラルドレスは、セリーヌ(Celine)から。ワンショルダーのリボンタイで春の訪れを待ちわびて。70s風のハイウエストでレトロ感と、Iラインで脚長のスタイルアップ効果も。![<前>ドレス¥433,000 <後>ジャケット¥685,000 パンツ¥149,000/すべてLouis Vuitton(ルイ・ヴィトン クライアントサービス 0120-00-1854)](https://numero.jp/wp-content/uploads/2020/12/143_mode-02.jpg)
カラーブロッキングで表す豊かなユーモア
トランプカードにインスパイアされたルイ・ヴィトン(Louis Vuitton)。ドレスにはスペードとブランドのシンボルが合体したようなモチーフを、同じくコレクションのキーであるカラーブロッキングで描いている。また、ドレスと同じパレットのレッド、ホワイト、ブラックによるストライプパンツには、ニューノーマルによるデイリーウェアを意識したカーゴジャケットをオンして。
![トップ各¥144,000 ショーツ各¥68,000 ソックス各¥27,000(すべて予定価格) シューズ<左>参考商品 <右>¥95,000(参考価格)/すべてPrada(プラダ クライアントサービス 0120-45-1913)](https://numero.jp/wp-content/uploads/2020/12/143_mode-03.jpg)
白に込めた内面のピュアな思い
プラダ(Prada)の、まるでアスリートのユニフォームのような、すっきりとしたミニマムデザインのポロシャツとショーツ。プラダ リネア・ロッサのロゴをアクセントに、初心に戻るような気持ちでシンプルに着こなして。
![<左>トップ¥180,000 ショーツ¥100,000(参考価格)<右>ドレス¥530,000(参考価格)/すべてSaint Laurent by Anthony Vaccarello(サンローラン クライアントサービス 0120-95-2746)](https://numero.jp/wp-content/uploads/2020/12/143_mode-04.jpg)
ポルカドットが生むプリティエレガンス
モノトーンの配色でエレガンスを強めたサンローランのポルカドットのルック。エターナルなミニドレスと、同じパターンのシフォンブラウスは、スリーブにもロングタイがついた装飾的なデザイン。ベロアショーツを合わせて、ドレスアップを楽しんで。
![トップ¥198,000 スカート¥718,000 シューズ¥92,000/すべてBottega Veneta(ボッテガ・ヴェネタ ジャパン 0120-60-1966) ソックス/スタイリスト私物](https://numero.jp/wp-content/uploads/2020/12/143_mode-05.jpg)
時代をジョイする色とデザイン
ボッテガ・ヴェネタ(Bottega Veneta)のレッドニットと、ホワイト、イエロー、ブラウンのビーズをジオメトリー柄に編んだボックススカート。絶妙なカラーコーディネートで、ウォームフルな時間を過ごしたい。
![コート¥400,000 シューズ¥90,000(ともに予定価格)/Burberry(バーバリー・ジャパン 0066-33-812819) ソックス/スタイリスト私物](https://numero.jp/wp-content/uploads/2020/12/143_mode-06.jpg)
トラディショナルとニュージェネレーション
オールバーバリーチェック柄のシグネチャーなデザインのトレンチコート。カラーやエルボーパッチ、ベルトループなどにあしらわれたブラウンレザーを、パンプスと粋にマッチさせて。
![トップ¥92,000 ショーツ¥86,000(ともに予定価格) シューズ 参考商品/すべてMiu Miu(ミュウミュウ クライアントサービス 0120-451-993) ソックス/スタイリスト私物](https://numero.jp/wp-content/uploads/2020/12/143_mode-07.jpg)
ファジーレッドでモードにリラクシング
ミュウミュウ(Miu Miu)の動きやすくコンフィーなスウェットセットアップ。トップのクロップド丈と、トップフロント&ショーツバックに施されたイエローのロゴで、ユース感あふれるスポーティさが。スタイリッシュにチルしたい。
![トップ¥423,000 スカート¥620,000/すべてChanel(シャネル 0120-525-519)](https://numero.jp/wp-content/uploads/2020/12/143_mode-08.jpg)
![スイムスーツ¥80,000 パンツ¥289,000 AirPodsホルダー¥224,000 シューズ¥112,000/すべてChanel(シャネル 0120-525-519)](https://numero.jp/wp-content/uploads/2020/12/143_mode-09.jpg)
ブラックで魅せるリゾートクルージング
カプリ島で過ごすクルーズ旅行をイメージしたシャネル(Chanel)。コットンツイードのトップ&ロングスカートはまさにデッキで着たい一着。そしてサイドがカッティングされた、アイコンのカメリアパターンのスイムスーツに、ラッフルをサイドにあしらったパンツを合わせて、クールフェミニンに着こなして。
![<左>ドレス¥110,000/Sacai(サカイ 03-6418-5977)<右>ジャケット 参考商品 パンツ¥75,000/ともにJW Anderson(三喜商事 03-3470-8232)](https://numero.jp/wp-content/uploads/2020/12/143_mode-11.jpg)
エターナルな美と未来への可能性
トレンチコートをシフォン素材などとともに再構築したドレスは、“Love Over Rules”をテーマに、アーティスト ハンク・ウィリス・トーマスとコラボレーションしたサカイ(Sacai)によるもの。また、繊細な職人技のパッチワークで仕上がったセットアップは、JW アンダーソン(JW Anderson)から。クラシカルを重視したマニッシュエレガンスを体現して。
Photos:The Bardos Stylist:Yulia Lobova Harfouch Set Design:Felix Gesnouin Casting Agency:Luc Royer and Christopher Landais Hair:Quentin Guyen Makeup:Miwoo Kim Manicure:Beatrice Eni Model:Fatou Jobe, Nigina Sharipova Edit & Text:Midori Oiwa