都会と別荘地、南欧と中国、ふたつの顔を持つマカオへトリップ | Numero TOKYO - Part 6
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都会と別荘地、南欧と中国、ふたつの顔を持つマカオへトリップ

ちょっと歩けば、30の世界遺産 WORLD HERITAGE SITE
ちょっと歩けば、30の世界遺産 WORLD HERITAGE SITE
街は世界遺産の豊庫。マカオ散歩へGO!
ポルトガル人の上陸以来、東西の国際貿易港として、また宣教師たちの東アジアへの布教活動の拠点として発展してきたマカオは、中国の伝統的建築物とポルトガルの石作り建築や教会など、東洋と西洋の文化が共存するまれにみる街並み。22の歴史的建造物と8カ所の広場は、「マカオ歴史市街地区」として世界文化遺産に登録されている。総面積29.9平方キロメートルという世田谷区の約半分のなか、市街をちょっと歩けばそこは世界遺産だらけ! 半日もあればすべての世界遺産をまわることができるとか。そこで観光の拠点、セナド広場からのんびりペースで約2時間、計10カ所の世界遺産巡りへ。
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曲線を描く石畳が美しい、セナド広場。パステルラーのネオクラシカルな建物に囲まれ、メディテレニアンな雰囲気。観光客、ローカルともに、常に人があふれている。
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セナド広場に面するアジア最古の慈善福祉施設、仁慈堂。キレイな白と大小の柱が印象的。2階は博物館。
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聖ドミニコ広場。セナド広場から1〜2分歩いたかな、という所で世界遺産3つめ! こちらも石畳がキレイ。
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脇道をちょっと上ると、大堂(カテドラル)が見える。マカオ司教区の中枢という、大きく荘厳な建物。
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広場前の聖ドミニコ教会。マカロンカラーのイエローのファサードが可愛い。中にもすぐ入ることができ、祭壇には聖母マリア像が。
街は世界遺産の豊庫。マカオ散歩へGO!
街は世界遺産の豊庫。マカオ散歩へGO!
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大堂の前に広がるカテドラル広場も世界遺産。石畳が美しい模様を描く。セドナ広場の喧噪から離れ、一息するのにも良いスポット。
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ローカルフードの屋台がズラリと並ぶ路地にある、中国の貿易商の邸宅、盧家大屋。透かし彫りやステンドグラスなど、中国と西洋が融合した建築。
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聖ポールを臨む手前の広場もイエズス会記念広場と名付けられた列記とした世界遺産。大道芸人や記念撮影をする人で溢れかえっている。
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マカオのシンボル、聖ポール天主堂跡。1853年の火災で焼失し、石造りのファサードだけが残る。裏には、当時の燭台や聖ミカエル蔵が展示されている天主教芸術博物館と日本人殉教者も眠る納骨堂がある。
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聖ポール天主堂跡の隣の丘を登ると、かつての要塞、モンテの砦。大砲の先には、いまや高層ホテルが立ち並ぶマカオ半島が見渡せる。

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Photo & Text:Saori Asaka

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