たまごサンドイッチセントル ザ・ベーカリー | Numero TOKYO
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たまごサンドイッチセントル ザ・ベーカリー

ゴールデンイエローのふわふわたまごサンドイッチ。幼少期の大好きだったお弁当に、洋食屋さんやカフェメニューに、お惣菜屋さんに…、おいしい記憶にたまごサンドは欠かせない。昔ながらの王道スタイルから、パンやたまごに各店の個性が楽しめる、今どきたまごサンドを要チェック! 一軒目は、「セントル ザ・ベーカリー」。

numerotokyo 100 dish
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誰もが愛するたまごサンド。ここ数年、ブームだ。さまざまなスタイルが出てきたが、クラシックなものが好きという方が多い。基本に忠実に、さらに洗練させた味に出合いたいなら、食パン専門店「セントル ザ・ベーカリー」へ。パンの焼き上がりを待つ行列が絶えない人気店だが、イートインスペース(といっても、広くてお洒落!)でトーストやサンドイッチを楽しめる。サンドイッチメニューのトップを飾るのが「たまごサンドイッチ」。

ここで販売している食パン3種類のうち、国産小麦「ゆめちから」で作った角食パンを使用。味はもちろん、喉越しの良さを出すために、丁寧に丁寧に作っている。まず、パンの厚さは1.7㎝。この厚さであれば、パンが口の中でもったりせず、喉をするっと通ってくれるのだとか。こだわりはゆでたまごの切り方にもある。黄身の部分を裏漉ししたものと、白身と黄身を粗めに切ったものを合わせて、マヨネーズであえている。クリーミーなうえに、たまごの味がしっかり伝わってくるというわけ。パンに塗った和がらしバター、一緒に挟んだきゅうりが、味をきゅっと引き締めて、うーん、大人の味! バゲットブームを牽引してきた「ヴィロン」が食パンに特化して作ったお店だけあって、パンのクオリティーの高さが、たまごの味をぐっと引き上げている。昔ながらのたまごサンドの進化形、行列しても食べてほしい。

numerotokyo 100 dish
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セントル ザ・ベーカリー
住所/東京都中央区銀座1-2-1 東京高速道路紺屋ビル1F
営業時間/10:00〜16:00(L.O.)(日・祝 10:00〜19:00)
※ 夜はビストロになり、サンドイッチメニューはない
TEL/03-3567-3106

Photos:Masahiro Goda
Text:Mika Kitamura
Edit:Yuuka Shiomi

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DECEMBER 2024 N°182

2024.10.28 発売

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