皆様、今日は無事にお過ごしになられましたか?????
この暑さ。。。。。。致死でございますね。。。。。天気図は全国的に真っ赤。。。。
帰国後、スケジュールの確認をしたのですが、バタバタしそうな今週、来週。。。。あの、、、、、現場水着で行っても良いですかぁ????もちハイレグで。。。。嘘です。。。。
さて、今日も2015-16 AW Haute Coutureの続報をリポートしましょうね。
まず、今回最終日へとスケジュールを変更したALEXIS MABILLE。Haute Coutureをスタートして10周年のアニバーサリーとなる今回、いつもとは趣向を変えて、オペラ・ガルニエの素敵な回廊を使い、プレゼンテーション形式で新作を発表しました。
『PORTRAITS DE FEMMES(女性達の肖像) 』というテーマの今回、一点一点彼と親交の深いセレブリティー達をモデルに、オマージュ的な美しい作品を発表しました。制作されたドレスはフォトグラ ファーのMATTHEW BROOKESが撮り下ろし、拡大された美しい写真とドレスがアニバーサリーイヤーを静かにお祝いします。
こちらのドレス、私の大好きなパリ・オペラ座のエトワール、Marie-Agnes Gillotをモデルにした作品です。ヌードのシルククレープのマーメイドシルエットのドレスに、モノトーンのかなり長いスワロフスキーのフリンジを飾っ た美しいドレスで、彼女の持つミステリアスなムードを見事に表現していましたね。。。。
Yumi Lambertを始めとするアレクシのコレクションを華やかに飾るスーパーモデル達には、こんなフェミニンなピンクやローズのドレス達が用意されました。
メゾンのシグネチャーでもあるボウモチーフをアクセントにしたドレス達は、それぞれに個性的で何よりもフェミニン!!!これぞ、Haute Coutureというエレガントで美しい作品を見せてくれましたね。
この人、いろいろ変な事考えないで、この王道のどクラシックをやり続けたほうが良いと思います。。。。。
シーズン中の楽しみの一つが、Roger Vivierがブティックのサロンを使って発表するランデブー コレクションです。本来Haute Coutureとして発表されていたこのコレクションですがあまりに好評な為、セレクトされたブティックのみで取り扱う事になったそうですよ。。。
この日会場に登場した、イビサのリゾートをイメージさせる岩と赤い砂のインテリアの前で私が抱えているは、新作として発表された『Viv’(ヴィブ)』。 メゾンのシグネチャーのバッグ『Miss Viv’(ミス ヴィヴ)』のエッセンシャルな部分のみを抽出した、このメゾンの新たな顔となりそうなアイテムです。
Haute Coutureという事で、この日はこちらのクリスタルのビジューをふんだんに施したバージョンや、細かいレザーワークのラグジュアリーなピースがお目見えしましたが、実際にショップに並ぶのは2016 SSシーズンからになります。
もう少しお待ち下さいませ!!!!
ね。。。。。さすがHaute Coutureでしょぉ。。。。。。このラグジュアリーさ!!!!
こちらグラディエイターブーツなんですが、ロジェ ヴィヴィエではこちらも敢えてハヒール!!!左はレザーでエッジィにハンドワークで施されたレザーのステッチが美しく、履くとタトゥーのようなセクシーさです。
そして右はまるでエンブロイダリーだけを履くようなアイテムで、シルバーやオパール、ピンクの大小様々な大きさのスパンコールやフラワーモチーフ、ギュピールレースのパーツ等も盛り込んだなんとも楽しいアイテムでしたね。。。
PARIS、グランサンクの一つ、由緒正しきメゾンBOUCHERONでは今回インドのマハラジャの監修の元、素晴らしいジュエリーを発表しましたよ。
スケジュール期間中にはヴァンドームのブティックを会場に、素敵なカクテルも行われました。今回のコレクションの制作に多大な貢献をした、インド北西の街 ジョードプルのマハラジャ主催によるこのパーティーには、マハラジャのご子息やインド関係のゲスト達が多数集い、なんともエキゾティックで素敵な夜になりました。
会場ではプレゼンテーションの一つとして、美人モデルによる実際のジュエリーの着用のデモンストレーションもございましたよ。こちらのお二人が着用しているのがコレクションの一部ですが、、、、、、、。ねぇ?ゴージャスでしょぉぉ????
因みに私の身体にはインド系の血縁は一切ございません。。。。残念ながら。。。。
数年の時間をかけて完成させた今回のコレクション、その中でもクリエイティブ ディレクターのクレール・ショワンヌの新しい才能と、アトリエの熟練したクラフツマンシップを強く感じさてくれた作品がこちらです。
中央のダイヤモンドが飾られたカットされたクリスタルの中身。。。。。なんだと思いますか????実はインドの砂漠の砂。。。。。。
砂漠の中から絶え間なく溢れるオアシスの水をダイヤモンドで表現したこのジュエリー。。。。。。。こんなハイジュエリー、、、、、もちろん初めて見ましたねぇ!!!!
ヴァンドーム広場に面する由緒正しき本社のサロン、ショパンが最後の曲を作曲した場所としても有名なこちらが、恒例のCHAUMETの新作発表の会場です。
メゾンのシグネチャーでもある『Joséphine』から、さらにラグジュアリーで斬新な新作を発表した今回、彼女のプライベートガーデンをイメージさせるこんな素敵なフラワーアレンジがゲスト達をおもてなしします。
ジョゼフィーヌをテーマにいくかのチャプターで発表されたコレクションの中には、アイテムのセンターストーンとして用いられるストーンのカット、ペアシェイプにコンシャスした作品が登場していました。
こちらは大粒のペアシェイプのダイヤモンドを取り囲むように、立体的でエアリアルなフレームを、バゲットカットやブリリアントカットのダイヤモンドで表現した素晴らしいイヤリングです。
見ているうちに吸い込まれてしまいそうな程美しかったですよぉぉぉぉ。。。。
そして、私が一番楽しみにしているコレクションの一つでもある、VIKTOR&ROLFのコレクションにも行って参りました。
Palais de Tokyoの太陽の光が燦々と降り注ぐ会場を舞台に行われた今回、さすがに暑かったので、ゲスト達のお席には扇が添えられていたのも、嬉しいお話。。。。
スペイン帰りって事もあり、はい、、、、、かなり、イイ気になっています。。。。。。
Prêt-à-Porterからの撤退を表明し、Haute Coutureのみに専念する事となって初めてのコレクションとなる今回、彼らのシュールリアリスティックなクリエイションは爆発します。
まるで油絵に用いるキャンバスで作ったかのようなドレスを纏ったモデルがランウェイに登場すると、VIKTORとROLFも舞台に登場し、彼らお得意のデモンストレーションがスタートします。
着ていたドレスを脱がせると。。。。。。。。。あらあら、それらはなんとアートへと変身してしまいます!!!!!二人はこれまでモデルが着用していたドレスを壁に並べ、コレクションの最後にランウェイは美術館へ姿を変えます。。。。
美術館の壁から外し、真ん中に穴を開けドレスにしたようなユニークなアイディアの作品が並んだ今回、印象的なピースとコーディネイトされているのはなんと ダンガリーのアイテム。。。。今のファッションシーンの中には必要不可欠と言っても良いリアルクローズの解釈を彼らなりにシニカルに取入れているのも見事 です。
一見バリバリに固そうに見えるこちら、絵画の部分はジャガードで一点一点別のパターンを表現していて、フレームの部分も実際には布で作られているという手の込みよう。。。。
半年という時間をこのコレクションだけに専念し、自らの内側から湧き出るクリエイティビリティーを存分に表現した今回、『ファッション・アーティスト』と自称する部分にも、彼らのさらに進化したクリエイションの誕生を体感せずにはいられませんでしたね。。。。
今、PCの前で撮影して来た画像の整理をしていると、今回ももの凄く美しい物を見る事が出来て、末端の細胞の隅々まで浄化してもらったような気がしてなりません。
Haute Coutureの素晴らしさはまさに五臓六腑に染み渡る豊かな気持、、、。素晴らしいコレクションを目の当たりにするとゲスト達は全身の血が熱くなるのを 覚え、少なからず自分がファッションに携わって来た事を肯定されるような、儀式のような崇高な気分にさせてくれます。
今回初めてHaute Coutureの取材に来た若いジャーナリストの友人は、『ここに通わなければイケナイ。。。』と言葉をこぼす程、ここは世界一のものだけが存在し、 ファッションのセンターステージです。そんな彼の姿を見ながら、私自身も初めてHaute CoutureをPARISで見た時の感動を思い出し、背筋が伸びる思いがしましたね。。。。
ダイコ★ブログのほうで皆様に詳しくお伝え出来るのは少し先になると思いますが、楽しみにしていて下さいね。。。。
明日も全国的に猛暑でしょう。。。。。。。水分補給を忘れずに、皆様ご自愛下さいませ。。。。
Instagram開設しました。比較的まだ冷静なこちらのブログとは違い、アグレッシブに参りたいと思っております。。。。皆様、御指南、御指導、フォローよろしくお願いします。
Die-co★のインスタグラムへはこちらからどうぞ。
facebookにファンページを作りました。
アカウントお持ちの方はこちらからどうぞ。こちらで掲載していない画像等もUPしています。『イイね!』もよろしくお願いします。
ダイコ★ブログへは、こちらからどうぞ。