はい。生きております。それなりに仕事に遊びに充実した日々を送っております。現在、このありえないくらい暑い東京におります。。。
ご報告が遅れましたが、6月の末の2015 SS PARIS MEN’S COLLECTION、7月頭の2014-15 FW PARIS Haute Coture、んでもって開いた時間の一週間、シチリアとマドリードに遊びに行って来ました。シチリアは映画『グラン ブルー』の舞台となったタオルミーナへ。熱海?くらいシャビーなビーチリゾートで大して何にもありませんでしたが、静かな海と美味しい魚介類はもう、最高。。。。。。タオルミーナって日本で情報をゲットするの実に難しいんですよ。今回はタオルミーナLOVEのエキスパートに付いて行ったので、食事からビーチハウス、デザートのグラニテまでベストのプランで楽しませて頂きました。
ほぼ毎食頂いていました魚介のマリネ。新鮮な海の幸にオレンジの香りのオリーブオイルとレモンを絞って頂きます。なかでも『赤エビ』と呼んでいた、ランゴスティーニ(手長海老)と甘エビの間のようなこいつは失禁ものでございました。。。。
いやぁ〜、ここはマジでヤバい。。。。日々お疲れの方、ヨーロッパのビーチリゾードでボンヤリしたい方おすすめです!!!ベストのご紹介しますのでメール下さいね。。。。。
ピースフルなタオルミーナの後はパリを経由してビビットなマドリードへ。マドリードはゲイ・プライド ウィークでした。。。すっかり田舎者モードだった私には刺激が強過ぎまして。。。。。ホテルにチェックインした直後散策してましたら、2013年のユーロ・ミュージック・フェスティバルで優勝した髭のディーバ、コンチータ・ウルスト嬢が熱唱中。。。。『嗚呼、来てしまったのね。。。。』と実感。。。
お昼はプラド美術館やソフィア王妃芸術センターでスペインの素晴らしい芸術に触れ、夜はクラブやパーティー巡り。食事は大好物の生ハムメロンやタパスを堪能して、自由気ままな最高の一人旅を過ごしましたね。。。。
そして迎えたゲイ・プライド。。。。世界中から100万人が集まるというヨーロッパ最大のこのパレードは歴史も古く、ヨーロッパで初めて同精婚を認めたスペインの持つリベラスさを世界中にアピールします。何が良いってやっている人達が心底楽しんでいること。スペインならではのあまりもバックリし過ぎたいい加減さもありますが、パレードの参加者も見ているゲスト達も皆とことん楽しみます。
なんせ、とにかく景色が良い。女子も男子もトランスセクシャルも皆可愛い子ちゃん!!!!不細工な眼鏡男子が『私達の権利を!!!』なんてプラカード掲げて、仏頂面して歩いているようなどこぞのパレードの関係者の方々、来年の為にもまずはワークアウトから始めたら如何でしょうか。。。。
はいはい、これじゃぁ、只遊びに行っただけ、もちろんパリでは素晴らしいコレクションやプレゼンテーションと、今回も骨髄の奥迄最新のファッションエキスを注入して参りましたよ。
中でもいまからでもまだ間に合うバカンスのプランにプラスして頂きたいエキシビジョンの情報をお伝えさせて下さい。
まずはパリ装飾美術館で開催されている、『DRIES VAN NOTEN INSPIRATIONS(ドリス・ヴァン・ノッテン – インスピレーションズ)』。
言わずと知れたパリコレには無くてならない存在のドリス・ヴァン・ノッテンがキュレーティングをした展覧会ですが、今年の3月にスタートしましたが、来場者数は史上最高をたたき出し、さらに11月2日まで会期が延長される事になりました。
静かでリベラルな目線で作品を作り、知的で凛とした佇まいの作品は世界中から大人気ですが、コレクションをクリエイトするのと同じ目線で今回キュレーティングがされています。
ドリス ヴァン ノッテンのアーカイブスに合わせて歴史上の名だたる名作、作品のインスピレーションになった絵画や映画、歴史的なドキュメント等が所狭しと並べられ、プレゼンテーションは実にユニーク。作品や所々に記されているドリス・ヴァン・ノッテンの散文のような言葉を見ながら、彼の脳内トリップを楽しめる実に有意義なエキシビジョンとなっていましたね。
日本人フラワーアーティスト、東信さんが手がけたフラワーアレンジの画像とコラボレーションしたプレゼンテーションも注目で、エモーショナル且つドリス ヴァン ノッテンを知らない人が見ても楽しめるようにと考えられた、素敵なエキシビジョンになっています。
なんと!初めてDRIES VAN NOTEN氏と2ショットさせて頂きました。。。また一枚、私の葬儀の際に棺桶に入れる素敵な写真が撮れました!!!!あざーっす!!!!
まず、パリではこちらに足を運ぶ事をオススメします!!!!
『DRIES VAN NOTEN INSPIRATIONS(ドリス・ヴァン・ノッテン – インスピレーションズ)』
期間: 2014年3月1日~11月2日
場所: Musée des Arts Décoratifs(パリ装飾美術館)
107, rue de Rivoli 75001 Paris
Tel : +33 (0)1 44 55 57 50
営業時間 11 :00-18 :00 (木曜 – 21 :00) 月曜休館
Musée des Arts Décoratifs(パリ装飾美術館)のサイトへはこちらからどうぞ。
『DRIES VAN NOTEN INSPIRATIONS』のリポートVol,1はこちらからどうぞ。
『DRIES VAN NOTEN INSPIRATIONS』のリポートVol,2はこちらからどうぞ。
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続いて、パリの北西部、ノルマンディーにあるGranvilleという港町にあるChristian Dior Museumで現在開催されている、『Dior, the legendary Images-Great Photographers and Dior』というエキシジョンです。
ムッシュ ディオールが幼少期を過ごしたこの館は、現在Granville市の保存により大切に保存され、毎年夏の間だけDiorオーガナイズによる素晴らしい展覧会が催されます。
今回は、クリスチャン ディオールというメゾンと歴史に残る広告やエディトリアルの写真をテーマにし、ファッションスクールの教科書で見たような歴代の名作が所狭しと並んで実に充実の展覧会になっていましたね。
今回200点を越える有名過ぎる作品達。。。Richard Avedon(リチャード・アヴェドン)、Irving Penn(アーヴィング・ペン)、Cecil Beaton(セシル・ビートン)、Clifford Coffin(クリフォード・コファン)が並んで上下に飾られているなんて、まさにディオールだから出来る事。ホントに贅沢でございました。。。
こちらのように、実際の作品とそれを撮影した写真を合わせて楽しめるというおもしろい趣向で、作品が素晴らしいアーティストの才能で写真に落とし込まれる迄のワクワクする瞬間さえ感じる事が出来ます。
もちろん、ムッシュのポートレートにも出会えます。こちらは珍しい実にミステリアルなポートレートですね。私も初めて見ました。。。ので、2ショット!あれ?指間違えた???
とにかく濃厚で、驚く程近くでその作品を見る事が出来るこの展覧会。ファッションや写真に携わる人はマスト!!!そうじゃない人もフランスの文化を肌で感じる素晴らしい機会です。紫陽花の美しい庭園や海の幸もたらふく堪能出来ますので、贅沢な日帰りツアーとして計画してみてはいかがですか???
『Dior: The Legendary Images, Great Photographers and Dior』
開期:2014年5月3日-9月21日 10:00-18:30 (最終入場 18:00) 休:無
入場料:7€ (各種割引有)
住所:Christian Dior Museum
1 Rue d’Estouteville, 50400 Granville,
Christian Dior Museumのサイトへはこちらからどうぞ。
『Dior, the legendary Images-Great Photographers and Dior』のリポートvol,1はこちらからどうぞ。
『Dior, the legendary Images-Great Photographers and Dior』のリポートvol,2はこちらからどうぞ。
『Dior, the legendary Images-Great Photographers and Dior』のリポートvol,3はこちらからどうぞ。
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日々の出来事は比較的オンタイムでfacebookのほうにUPしています。今回のDRIES VAN NOTENのエキシビジョンやDiorのグランヴィルツアーのこちらでは掲載していない画像もUPしていますので、ご覧下さいね。
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