引き続き!!! 2014-15 FW PARIS MEN’S 速報!!! | Die-co
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引き続き!!! 2014-15 FW PARIS MEN’S 速報!!!

 

はい。引き続き2014 SS PARIS MEN’Sの速報をお送りしますね。なんて言いつつもグルレポになっておりますが、、、、。まぁ、美味い物は人生の基本。ファッションに貪欲な人はグルメですし、もちろん、あちらのほうも、、、、。。。だと、思いますよ。。。。

 

 

最近ではPARISに行くと、決まったお店に行くのが定番で、良く知ったお気に入りの場所で、その季節ならではの美味しい物を楽しんでいますね。

 

 

ですが、今回、パリでお世話になっている夫妻に初めて連れて行ってもらったのが、北マレにある『Enfants Rouges』というビストロで実に素敵でしたね。日本人のシェフが作るフレンチはカジュアルなのに絶品!こちらは鯛のサラダ仕立て。さっぱりしてて、連日の飽食三昧に疲れた胃には沁み入りましたね。。。。

 

 

 

ステイしているサン・ルイ島にあるアパルトマンのすぐ側のカフェ『St REGIS』では、美味いエッグ・ベネディクトが食べれます。実はパリの中でも美味しいエッグ・ベネディクトは中々無くて、これも現地スタッフのロコ情報のたまものです。それなりにしっかりしているので、ディナーを軽めに済ませた翌朝、コレクションスケジュールが午後からの時等に良く利用しますね。。。何故かスタッフがスキンヘッズが多いです。。。。男子も女子も、ナチュラルもフェイクも含め。。。。

 

 

 

ヴァンドーム付近でのコレクションやプレゼンテーションの合間に時間があると立ち寄るのが、オペラにある『来々軒』。まるでサザエさんに登場するすようなベタな名前のチャイニーズですが、日本人のオーナーが経営する、あっさりした上品な味のラーメンが美味で、パリの中のラーメン屋さんの中で私は一番好きです。ランチには半チャーハンセットとか餃子セットとかもありますよん。。。

 

 

 

あっ、忘れてました!!!!コレクションの速報でしたね。。。はい、引き続きお伝えします。。。

 

 

@ DIOR HOMME ムッシュ ディオールが愛した様々なアイコンをテーマに、クリエイティブディレクターのCHRIS VAN ASHらしいフレッシュなスタイルで、美しいテーラリングを見せてくれたDIOR HOMME。スズランの花やローズのモチーフはエンブロイダリーやニードルパンチでジャケットやコートに表現され、クリーンでエレガントなスタイルを見せてくれました。re-seeではラグジュアリー過ぎる程の端正なウエアをここぞとばかりに羽織らせて頂きました。こちらのファーのコートですが、、、、気絶級にうっとりでした!!!!

 

 

@ CARVEN 独特のひょうひょうとしたユニークなアティチュードが印象的なCARVENのメンズウエアですが、今回、クリエイティブ ディレクターのGuillaume Henriは、いつものグッドボーイのスタイルとは真逆の、20世紀初頭のアメリカのギャングやその舎弟のギャングキッズ達をテーマにしたコレクションを発表しました。悪ぶるアティチュードの裏の彼らのピュアな内面を鋭く描き、いつも以上にユーモアたっぷりに見せてくれましたね。

 

 

@KENZO いつものオプティカルで爽やかなイメージから少し方向転換して、映画監督David Lynchの生み出すダークワールドをミステリアルに描いたHumberto Leon & Carol LimによるKENZO。ブラックやブラウンのダークトーンをベースにしたコレクションには、ライラックやイエローでアクセントを付け、ネオンのプリントは物語の伏線のようにウエアに表現されます。こちらのジップアップはレザーにアップリケでランドスケープが描かれたアイテムで、何だか事件が起こりそうなドラマティックなムードでしたね。。。

 

 

@ sacai 1区にあるギャラリーでユニークなプレゼンテーションを行ったsacai。会場に入ると沢山のモデル達は全て壁に備え付けれた鏡に向かって立ち、バックとフロント、どちらからも360°作品を見る事が出来る演出が素敵でしたね。グレーやブラック、ベージュなどを中心に様々なブルーのグラデーションで見せるコレクションは、個性的なレイヤーやインサイドアウトのディテールも実に楽しく、個人的にはケープのように羽織った大判のブランケットと、インナーのニットのモチーフをリンクさせたルックなんか楽しかったですね。。。モデル君たちもサイコーでしたね。。。。www

 

 

 

@VIKTOR & ROLF Avenue d’Ienaにあるゴージャスな自社サロンでプレゼンテーション形式で作品を発表したVIKTOR & ROLFは、2014-15 FWにハイブリッドなスポートテイストと伝統的なサリトリアルの華麗なるミックスを見せてくれました。ラメジャガードのように見えるファブリックは実はメッシュだったり、数シーズンぶりに戻って来た、オランダ人アーティストPiet Parraのイラストもスポーティーで実に楽しかったですね。こちら、今回、一番のラグジュアリーピース、カシミアとミンクファーのコートです。。。。嗚呼、、、このままバッくれてしまいそうな自分が怖かったです。。。。

 

 

 

@THOM BROWNE.NEW YORK 会場に様々なニュートラルなファブリックで包み込んだ動物達のオブジェと森。。。THOM BROWNE.NEW YORKはこの森で実に楽しいコレクションを見せてくれました。美しくテーラリングされたストレートシルエットのテーラリングには、楽しい動物達のヘッドドレスを用意し、葉っぱが生い茂る鬱蒼とした森のような、中世の皇帝のような誇張したシルエットのルックには、フェイスペインティングをコーディネイトして、いつもながらにユーモアたったっぷりで、実に楽しかったですね。

 

 

 

まだ数週間前の話ですが、こうやって画像を見ていると何年も前のような気分になりますね。。。。なんだか、一年一年が毎年一割減している程早く過ぎて、焦りを押さえ切れない毎日ですが、節分を過ぎた事ですし、また新しい一年を健やかに過ごして行きたいと、こんな夜中にひっそりと思っております。。。。

 

 

 

まだまだ寒い日が続きますね。皆様も暖かくして、暖かいものをたらふく食べて、健やかにお過ごし下さいね!

 

 

 

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TOKYO
stylist designer artdirector

雑誌・TV・映画・舞台等、スタイリングからディレクションまで幅広く活躍中。著書『ダイコ★のブランドパスポート』が発売中

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