佐々木希「悪女の役をやってみたい」モデル、女優としての未来 | Numero TOKYO - Part 3
Culture / Post

佐々木希「悪女の役をやってみたい」モデル、女優としての未来

──いろいろなことにチャレンジして、やりたいことが絞られてきたという感じですね。


そうですね。この変化は私にとって大きかったです。今まで勝手に「人生のターニングポイントは25歳ぐらいかな」って思っていたのですが、少し早く来てしまいました(笑)。モデルの仕事は自分にとっての原点でもあるので、やはりホームのような感じです。女優としては新人ですから、まだよくわからないことだらけですが、すごく奥が深くて楽しいです。今のドラマでも、何度も練習して本番に臨んだのにうまくいかず、凹んで挫けそうになることも多いですが「次はもっと頑張りたい」という気持ちがどんどん湧いてくるんですよね。


──意外といっては何ですが、骨太でガッツがあるタイプなのですね。


私、昔から相当な負けず嫌いなんです。3人兄弟の末っ子で、上に兄がふたりいるのですが、小さい頃から兄たちによく使われていたので(笑)、負けたくないっていう気持ちが鍛えられてきたんだと思います。末っ子のひとり娘というと甘やかしてもらえそうですけど、うちの場合、どちらかというとスパルタで(笑)。もちろん家族みんな、今でもすごく仲良しですけどね。そんな負けず嫌いなところが、自分の好きなところでもあり、厄介な部分でもあります。
 
▶続きを読む/「なんであんなに練習したのに」と自己嫌悪に陥って…
 

Profile

Magazine

JANUARY / FEBRUARY 2025 N°183

2024.11.28 発売

Future Vision

25年未来予報

オンライン書店で購入する