石原さとみのターニングポイント。かつてショックを受けたひと言とは? | Numero TOKYO - Part 4
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石原さとみのターニングポイント。かつてショックを受けたひと言とは?

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──今後、やってみたい役はありますか。

「変わった人の役(笑)。『ピグマリオン』に出てくる、天才言語学者のヒギンズ教授をやりたいんです! 私が演じたイライザも面白い女性なんですけど、ヒギンズはかなり変わっていて。稽古中、宮田さんが「大掃除しよう」と言って、ヒギンズ役の平岳大さんがイライザ、私がヒギンズ、ほかのキャストも皆、役を変えて一回だけやってみたんです。それが本当に面白かった!」

──それはユニークな体験ですね。新たな魅力を見つけてしまった?

「専門知識を持っていて、自分流のルールがある人ほど、筋が通っていそうで、実はかなりズレてることを言うでしょう? 『リーガルハイ』で堺雅人さんが演じた古美門みたいな感じ、いいですよね」

──確かに女性の変人役ってあまりないような気がします。

「女性は理性を失わなかったり、どこか冷静だったり、きっと根底に現実的なものを持っているからでしょうね。変わった人の役、誰か作ってくれないかな(笑)」

石原さとみ(いしはら・さとみ)

1986年生まれ。東京都出身。2002年、ホリプロタレントスカウトキャラバンでグランプリに選ばれ、03年に映画『わたしのグランパ』のヒロイン役でデビュー。同作品で数々の新人賞を受賞。以降、映画、ドラマ、舞台で活躍。14年は映画『幕末高校生』『MONSTERZ』の公開を控える。放送中のドラマ『失恋ショコラティエ』(フジテレビ系毎週月曜21時〜)では、ヒロインの紗絵子を演じている。

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